近川中学校出前授業を行いました。
(12月11日)

 
   
 12月11日、青森研究開発センターのアウトリーチ活動の一環として、むつ市立近川中学校にて3年生15名を対象に出前授業を行いました。約2時間の授業のなか、前半は座学で放射線や原子力船「むつ」と原子力機構、下北半島の原子力施設に関する講義を、後半は実習で放射線を見ることができる“霧箱”の作成とサーベイメーターを使った身の回りにある放射線の測定を行いました。

放射線の測定では、機構の用意した測定試料に加え、先生に青森県内の岩石等を測定試料としてご提供いただき、鉱物から出る自然放射線について興味を持って測定することができました。また、食べ物に含まれる放射線についてなど、気になることを積極的に質問するなど、参加された生徒の皆さんは関心を持って楽しく授業に取り組んでくれました。

生徒の皆さんは、「放射線」について興味を持ち、また、自分たちの暮らす下北半島やむつ市と原子力事業との関係について知識を深めていただけたことと思います。また、この授業をとおして科学の魅力や面白さを見つけていただければとてもうれしく思います。

 
   サーベイメーターを使った測定  
     
   近川中学校 出前授業の様子