廃棄物安全研究グループ

核種移行データ取得に用いる主な試験装置及び機器

パワーカッター

【マルトー パワーカッター MC-420】

主に硬い岩石のボーリングコア等の粗切断に用います。切断砥石はダイヤモンドブレードを用い、切断時に水をかけながら行います。

ボーリングコアの写真(凝灰質砂岩の部分)。

ボーリングコア
凝灰質砂岩は比較的柔らかいので、岩石ハンマーで叩いて割ることもできます。

遊星回転ポットミル

【伊藤製作所 遊星回転ポットミル LP-1】

主に結晶質岩(花崗岩等)の硬い岩石の粉砕に用います。ポット及び粉砕用ボール(メディア)はメノーや石英を用いて、できるだけ岩石の成分が保持されるように注意して行います。

BET

【カンタクローム 比表面積/細孔分布測定装置 NOVA 1200e】

岩石や鉱物の比表面積及び細孔分布をBET理論やBJH法等により測定しています。この機種は窒素以外のアルゴンや二酸化炭素等の吸着ガスが使えますが、クリプトンガスには対応していません。鉱物のマグネタイトやカルサイトのような小さい比表面積のものは、この上位機種でクリプトンガスを用いて測定した方がいいでしょう。また、連続的に多くのサンプルを測定する場合、前処理に用いる脱気装置は別途導入した方が便利で、効率的です。

Ge半導体検出器

【セイコー・イージーアンドジー Ge半導体検出器 LOAX-51370/20-P】

ガンマ線を放出するサンプルの測定に使用しています。ORTEC製のLOAX型のGe半導体を採用し、低エネルギーのガンマ線測定に対応しています。写真右の黄緑色の物体が遮へい体で、上部の扉を開き、サンプルを入れて測定します。

液体シンチレーションカウンタ

【ベックマン・コールター 液体シンチレーションカウンタ LS 6500】

一般にH-3やC-14のベータ線核種の測定に使われることが多いですが、当グループでは現在、Pu-238のアルファ線測定に使用しています。

ICP-MS

【パーキンエルマージャパン 誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS) ELAN DRC-e】

水溶液中に含まれる極低濃度の元素測定に使用します。

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