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平成17年採用 本部 国際部 国際協力課 橋本 雅史 |
@ | 担当業務について教えてください!! 私は経済協力開発機構(OECD)や国際原子力機関(IAEA)といった国際機関及び外国の研究機 関や企業等の役職員や研究者・技術者の受入れ・派遣に関連する業務を主として行っています。具体 的には、関係機関等との協定・研究協力契約の締結業務、機構への職員等派遣に伴う在留資格の申請 業務、機構から関係機関等への職員派遣手続業務があります。他にも、国際機関から関係省庁等を通 して国際会議の案内があった場合には、機構内の関係役職員に連絡し、会議参加登録を行う業務等も 担当しています。これらの業務には英語を使うものが多く、毎日四苦八苦していますが、非常にやり がいがある仕事です。 |
A | 「機構はこんなところです!」 国際協力の観点から機構を見れば、国際機関や北米諸国、欧州諸国、極東アジア・東南アジア諸国 と協定や研究契約を締結しており国際色豊かな組織といえます。また、上記以外にも中南米諸国や南 アジア諸国 他 多くの方々の施設訪問が頻繁にあり、世界各国と密接な協力関係があります。一方で、 国内に目を向けると、機構の研究開発の成果は、私たちに安心・安全・利益をもたらしています。さ らに地域との対話や学習の場を提供し、地域の方々と共に原子力の安全性や廃棄物の処分問題に取り 組んでいる組織でもあります。 |
B | 業務上の喜怒哀楽体験について 最も嬉しかったことは、殿塚理事長から国際部国際協力課配属の辞令を頂いたときです。辞令交付 までは、本部勤務ということ以外知らされていなかったので、どの部署に配属になるか不安な状態で した。もともと、学生時代に国際協力を勉強したこともあり、面接時にも国際協力の業務を希望して いましたが、まさか新入職員で国際協力の業務を担当できるとは思っていませんでした。その為、国 際部国際協力課の勤務を命じられたときは、驚きとともに非常に嬉しく思い、また、機構職員として の責任を感じました。 |
C | 社会人になって自分自身はどう成長したか? 文系出身の私にとって原子力は未知の領域であって、縁遠い存在でした。正直、就職活動でエネル ギー業界を志望しなければ、原子力とは無縁だったかもしれません。しかし、機構の内定を契機に、 原子力や原子力発電、核融合、核不拡散問題に興味を持つようになりました。 機構に勤務してからは、原子力発電の結果として生じる放射性廃棄物の問題や地層処分技術、並び に原子力発電の安全を図る為の数々の措置などを勉強していくことで、多面的に原子力発電を見るこ とができるようになりました。 |
D | 機構を就職先に選んだ理由 私は、電機、重工業、エネルギー業界を中心に就職活動を行い、その中でも漠然とエネルギー業界 を志望していました。そんな中、福井県敦賀市にある旧核燃料サイクル開発機構「高速増殖炉もんじ ゅ」の見学会で偶然仲良くなった理系の学生に原子力について簡単に教えてもらいました。それがき っかけで、文系出身の私でも、原子力の安全性や原子力発電に興味をもつことができました。 最終的には、原子力の安全性を地域住民のみならず日本国民に正確に伝え、安全性を理解してもら えるような仕事をしたいと思い、それができる場所だと思ったので機構を選びました。 |
E | 学生時代と現在の機構へのイメージの違いは? 学生の時は、機構職員は閉鎖的で頭の堅い人ばかりだろうと思っていました。しかし、実際勤務し てみると、非常に親切な人事課・人材開発課の方々、指導熱心な先輩や上司、馬鹿騒ぎが好きな同期 など、イメージとは全く異なっていました。昼休みに構内をジョギングしたり、退勤後に体育館でク ラブ活動をしたりしている人も多く、活動的な人が多いのが実際です。 |
F | 週末は何をして過ごしていますか? 基本的に週末はのんびり過ごしています。起床後は、部屋の掃除やたまった洗濯物を洗濯するなど 身の回りの整理をしています。その後は、本屋巡りをしたり、近県の温泉や観光地までドライブした りして過ごしています。茨城県は山や海に近く自然を満喫できる場所も多い為、東京や大阪のような 都会には無い楽しみを満喫しています。 |
G | 学生へのメッセージ 就職活動の面接では、何度も不合格の通知を受けた人もいると思います。面接で行き詰ったときは 自問自答をしてみてはいかがでしょうか?「なぜ仕事をするのか?」「なぜ大学(大学院)で勉強し たのか?」「何を大学で勉強したのか?」「大学で何を得たのか?」「なぜこの業界を選んだのか?」 「なぜこの会社に入りたいのか?」「20年後は何をしたいのか?」過去・現在・将来の自分を全て関 連付けて自問自答を繰り返すことで、面接の受け答えがスムーズにできるようになります。面接でう まくいかなくても決して諦めず、納得のいく就職活動をして下さい。 |
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