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平成12年採用 量子ビーム応用研究部門 業務推進グループ 浅野 聡司 |
@ | 担当業務について教えてください!! 茨城県東海村の東海研究開発センターにて建設を進めている大強度陽子加速器(J−PARC)に関する業務をしています。具体的には、建設に必要な設備等の購入や作業の実施のために使われる予算の執行管理や、それらの契約を行う際に研究グループから出される伝票の予備審査を行っています。また、事務管理部門と研究開発グループのつなぎ役として、様々な調査や連絡事項の通知・依頼・取り纏め等を行っています。 |
A | 「機構はこんなところです!」 機構は平成17年10月1日に設立されたばかりの法人ですので、今のところは、まだこれといったカラーがないように感じています。私が現在勤務する部署は、比較的大きなプロジェクトが進行している現場ということもあり、活気に溢れたところです。機構全体を見ると、前身の法人(日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構)のカラーが残っていたりもしますが、これがこれからどう変わっていくのかという点は楽しみでもあります。 |
B | 業務上の喜怒哀楽体験について 私自身、なるべく前向きに、『楽』だけを意識して生活していこうという性格なので、自分の要領の悪さや説明力の無さにイライラすることはありますが、『怒』とか『哀』を感じたことはほとんどありません。今までで最大の『喜』、『楽』の瞬間は、2年半に渡り機構の設立準備に係る業務をした後に迎えた機構の設立の日です。周囲の人に大いに助けられながらではありますが、一つの事をやり遂げたという大きな達成感がありました。 |
C | 社会人になって自分自身はどう成長したか? 端的にいうと、徐々に広い視野を持って仕事をすることができるようになってきたかな、と思います。社会人になって1年目の頃は、自分の仕事を覚えるのに精一杯で周囲の物事がほとんど見えていませんでした。2年目や3年目では、周りが段々見えてきたものの、視野は法人内にほぼ限られていました。その後、外部の機関で、自らの組織を外から見て仕事をしたこともあり、外への視点と外からの視点を意識しながら目前の仕事をできるようになってきたと思います。 |
D | 機構を就職先に選んだ理由 主な研究開発拠点が自分の生まれ育った土地に近かったことと、幼少の頃から科学というものに興味があったことによります。明確な仕事の内容で選んだ訳ではなく、むしろ(事務職ということもあり)仕事の内容はあまり意識していませんでした。働く場所としての環境と法人全体の目的及び業務という二つのポイントで、自分の希望と折り合うところを見つけることが出来たと思っています。 |
E | 学生時代と現在の機構へのイメージの違いは? 先端的な科学技術に係る研究開発を主な業務とする法人ですから、やはり業務全般に渡って『とっつきにくい、難しい』というイメージはありましたし、今もそのイメージは若干残っています。ただ、事務の仕事の内容については、想像していたよりも特殊なことをしているわけではないと思いました。一方で、行政機関との関係は想像していたよりもずっと深く、公共性の高い事業を行っている法人であるということを強く意識するようになりました。 |
F | 週末は何をして過ごしていますか? 1ヶ月余り前に転勤とそれに伴う引越しをしたのですが、最近になってようやく落ち着いてきたので、食べ歩き(土地柄、歩きではなく車を利用しますが・・・)やサッカー観戦に行ったりします。あとは、読書と音楽。どちらも特定のジャンルに偏らず、悪く言えば乱読、乱聴です。もう少し仕事と生活に余裕が出来たら、音楽教室を探して、1年ちょっと前から習い始めたばかりのヴァイオリンのレッスンを再開したいと思っています。 |
G | 学生へのメッセージ 勤務する部署や環境により程度の差はあるものの、社会人になると自分の時間が短くなります。私などは、この年齢になって習いたいことや読みたい本等がどんどん出てきてしまって、最近はそれらを持て余し気味になっています。『時は金なり』といいますが、皆さんが現在持っているであろう時間はとても貴重なものです。多少の労力や金銭を費やしてでも、持てる時間を精一杯自由に、そして結果として有効に使ってください。 |
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