令和6年10月22日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
大洗研究所
日本原子力研究開発機構は、大洗研究所に設置している高速実験炉「常陽」(最大熱出力:100MW)の「使用の目的」に、ラジオアイソトープ生産に関する研究開発等を追加することについて、本日、原子力規制委員会より原子炉設置変更許可を取得しました。
運転再開後は、実証炉の研究開発(カーボンニュートラル、原子力の持続可能性への貢献)に加えて、がん治療への高い効果が期待されている医療用ラジオアイソトープの製造実証にも「常陽」を活用していく計画です。
今後も、「常陽」の運転再開に向けて、必要な設計及び工事の計画の認可等を申請し、その審査に真摯に対応するとともに、安全確保を最優先として安全対策工事を進めてまいります。