令和5年2月22日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
大洗研究所

高速実験炉「常陽」原子炉施設の新規制基準への適合性確認に係る
原子炉設置変更許可申請書の一部補正(第3回)について
(お知らせ)

日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)は、高速実験炉「常陽」の新規制基準への適合性確認に係る原子炉設置変更許可申請書(2017年3月30日申請、2018年10月26日、2021年12月2日補正)の補正書を、本日、原子力規制委員会へ提出いたしました。

今回の補正は、原子力規制委員会での審査を踏まえ、以下の変更及び記載の充実化を行ったものです。

✓ 実用発電炉の火災防護審査基準や審査知見等を参考にして、火災対策を強化し、その内容を明確化しました。また、ナトリウム燃焼の特性を踏まえ、ナトリウム燃焼への対策を強化しました。

✓ 多量の放射性物質等を放出する事故について、事故進展シナリオを追加し、事故対応の有効性評価を記載しました。

✓ 多量の放射性物質等を放出する事故を超える事象の想定を追加し、対策を強化しました。

✓ 主冷却機建物の地盤補強方法を、周辺地盤改良工法に変更しました。

✓ その他、記載の充実化、最新知見の反映等を行いました。

原子力機構は、引き続き、原子力規制委員会による新規制基準への適合性審査に真摯に対応してまいります。

添付資料:高速実験炉「常陽」の新規制基準適合性に係る申請書の補正(第3回)の概要について

以上


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