令和4年1月1日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

「軽水炉研究推進室」の設置について(お知らせ)

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(理事長 児玉敏雄、以下「原子力機構」という。)は、原子力機構における次期中長期計画期間以降の軽水炉研究の推進を図るため、令和4年1月1日付けで「軽水炉研究推進室」を設置します。

原子力機構では、軽水炉の更なる安全性向上、利用率向上、長期運転等への取組や核燃料サイクル事業等への支援・貢献に向けて、軽水炉研究の現状や課題を俯瞰して次期中長期計画期間以降に原子力機構が取り組むべき研究内容を検討するため、ステークホルダーと意見交換を進めています。

この意見交換で出されたニーズを受けて、原子力機構が一体となって軽水炉研究を加速するため、新たな本部組織として「軽水炉研究推進室」を設置します。軽水炉研究推進室では、産業界、関係省庁、国際機関、国内外研究機関・大学等のステークホルダーとの定期的な意見交換の機会を設けるとともに、軽水炉研究推進室の窓口を通じて、軽水炉研究のニーズを随時把握し、これらのステークホルダーとの連携を調整します。

また、原子力機構内の組織横断的な研究テーマを含む原子力機構として進める軽水炉研究の戦略を策定するとともに、軽水炉研究における原子力機構の研究成果創出のための支援を行います。

これらにより、我が国におけるカーボンニュートラルに向けた軽水炉等の持続的な活用へ貢献し、国民の皆様の生活の質の向上と経済社会の発展に貢献してまいります。


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