令和2年10月7日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

原子力科学研究所 FNS棟消火栓ポンプ室(非管理区域)における火災について

  1. 発生日時
    令和2年10月7日(水)16時30分頃
  2. 発生場所
    日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所
    FNS棟(核融合炉物理実験棟)消火栓ポンプ室(非管理区域)
  3. 状況
    • 16時30分頃 FNS棟消火栓ポンプ室において、屋内消火栓の定期点検終了後、消火栓呼水槽にピンホールを発見。補修のために補修シートを貼付するために補修部にパーツクリーナー液(引火性ガス)を吹き付け、錆を脱脂させた。ヒートガンを用いて塗布面を乾燥させていたところ、小規模な爆発(滞留したガスの異常燃焼)が発生し、熱波により請負作業員1名が負傷した。負傷者は出血なし、意識あり。
    • 17時19分頃 負傷者を村内の病院に運んだが、当該病院の判断を受けて東海消防署に連絡し、救急車による搬送を依頼した。(119番通報)別の病院に搬送。
    • 17時52分頃 公設消防車1台(3名)入構。
    • 18時00分頃 公設消防により「鎮火」が確認された。
    • 18時05分頃 公設消防により「火災」と判断された。
    • 18時08分頃 病院に到着。
    • 19時35分頃 負傷者処置終了。顔及び両腕火傷(軽傷)。
  4. 影響
    周辺公衆及び従事者への放射性物質による影響はない。
    他施設への影響もない。
  5. 原因
    調査中

【添付資料】
添付 原子力科学研究所施設の位置、FNS建家施設情報図、FNS棟 施設概要


戻る