令和2年2月5日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
核燃料サイクル工学研究所

ガラス固化技術開発施設におけるガラス固化処理について(お知らせ)

当機構は、令和元年7月8日にガラス固化技術開発施設(TVF)における高放射性廃液のガラス固化処理を開始しましたが、ガラス固化体容器へのガラス流下において、ガラス流下停止事象が発生したため、7月29日にガラス固化処理のための運転を一時停止し、原因調査等を進めてまいりました。

原因調査の結果、溶融炉の流下ノズルに傾きが生じ、流下ノズルを加熱するための加熱コイルと接触することで漏電リレーが作動し、ガラス流下が停止したものと推定しました。

このため、今回の運転は令和2年2月4日をもって終了とし、次回運転に向けた機器の更新作業等(添付資料参照)を行うことといたしました。

引き続き、次回運転に向けた作業にあたっては安全を最優先に取り組んでまいります。

(1)今回のガラス固化処理の運転:令和元年7月8日~ 令和2年2月4日

(2)今回のガラス固化体の製造本数:7本

(3)次回のガラス固化処理の運転開始:現時点では令和3年5月頃の見込み

(添付資料)

溶融炉概略図

以上


戻る