平成30年10月26日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

高速実験炉「常陽」原子炉施設の新規制基準への
適合性確認のための申請書の補正書の提出について

日本原子力研究開発機構は、本日、高速実験炉「常陽」原子炉施設の新規制基準への適合性確認のために、平成29年3月30日に提出した原子炉設置変更許可の申請書の補正書を提出いたしました。

高速実験炉「常陽」原子炉施設の新規制基準への適合性確認にあたっては、平成29年4月25日の第197回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合、及び同年5月22日の第201回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合において、原子力規制庁新基準適合性審査チームから、補正等により提出される資料に含まれる必要があると考える事項として、以下が提示されました。

  1. (1)熱出力と設備の整合性
  2. (2)新規制基準への適合について
    1. ① 多量の放射性物質等を放出する事故への対策
    2. ② 自然現象
    3. ③ 設計基準対象施設

今回の補正書の提出においては、これら各項目への対応に加え、先行する試験研究炉の審査等の状況を踏まえた最新知見等の反映や再評価を行いました。

今後、原子力機構は原子力規制委員会による新規制基準への適合性審査に真摯に対応してまいります。

添付資料:高速実験炉「常陽」原子炉施設の新規制基準適合性に係る申請書の補正の概要について

以上


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