【用語註】

(註1)ISIS

イギリスのオックスフォードシャーに建設されたパルス中性子源です。1985年に稼働を開始しました。

(註2)SNS(Spallation Neutron Source)

アメリカのオークリッジに建設されたパルス中性子源です。2006年に稼働を開始しました。

(註3)ESS(European Spallation Source)

スウェーデンで建設中のパルス中性子源です。2014年から建設が始まりました。

(註4)CSNS(China Spallation Neutron Source)

中国で建設中のパルス中性子源です。2011年から建設が始まりました。

(註5)TOF(Time-of-flight)

中性子が発生してから検出器に到達するまでの飛行時間を意味します。中性子は波長が短い程、飛行速度が速くなります。つまり、TOFが小さい程、中性子の波長が短くなります。

(註6)積算法

回折斑点の強度を見積る方法の1つです。回折斑点が観測された各ピクセルの強度を足し合わせることで、回折斑点の強度を見積ります。

(註7)Rint

回折データの精度を表す指標の1つです。強度が等しくなる回折斑点間における平均強度からのずれを表します。値が小さい程、データ精度が良いことを意味します。


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