福島第一原発事故によって放出された放射性物質により汚染された、ごみの焼却灰や下水汚泥などのうち放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8000ベクレル超の廃棄物を指します。
下水汚泥を焼却することによってシリカ、酸化鉄、リン酸塩粒子等からなる凝集体(数µm〜数10µm)が生成する。放射性Csの大部分は、この凝集体中の酸化鉄に含まれる。この凝集体は強固なため、内部の鉄が溶けにくい。粉砕したのち酸などの溶液中で加熱することにより、鉄が容易に溶解する。
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