【用語解説】

1).航空機モニタリング

固定翼の飛行機やヘリコプターに放射線測定器を積んで高度150〜450m程度を飛行し、地表面に沈着した放射性物質の濃度や空間線量率を測定する手法。広い範囲を短時間に測定できる。

2).モンテカルロ計算

確率的に不規則な現象を求めるために、乱数を用いて解析するコンピュータ実験の手法。電子や光子(γ線)の挙動を計算するために、これらの粒子が大気や検出器等の物質中で起こす反応(光電吸収、コンプトン散乱等)をコンピュータプログラムに組み込み、どういう挙動をするか解析する。コンピュータ内で多数(1000万個程度)の粒子を発生させてシミュレーションを行い、統計的な量(求めようとする領域内を通過する粒子の個数等)を求める。


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