【参考資料】

原子力教育大学連携ネットワークの主な活動

金沢大学、東京工業大学、福井大学、茨城大学、岡山大学及び大阪大学の6大学と原子力機構は、原子力人材の育成を推進するために、原子力教育大学連携ネットワーク(以下「大学連携ネットワーク」という)として、「共通講座」、「集中講座」の運営、また、講義で得られた知識を確実に身に付けるために、原子力機構の施設を利用した学生実習プログラム等を実施しています。このうち、「集中講座」の新たな科目として、福井大学にて「原子力の安全性と地域共生」を開講し、連携教育カリキュラム実施を更に推進するものです。 

大学連携ネットワークでは、参画大学と原子力機構の緊密な連携・協力により、将来の原子力技術を担う若手の人材育成の推進、原子力に関する研究者及び技術者の養成等のために、以下について取り組んでいます。

その具体的な展開として、平成19年度から遠隔教育システムを活用した共通講座や岡山大学での集中講座を実施する(平成23年度実績で6大学の学生約300名受講)とともに、学生(約20名前後)が参加する夏季学生実習を茨城地区で実施しています。こうした取り組みは、参画大学の特徴や原子力機構の施設や人材を相互補完的に最大限活用し、原子力分野の専門知識や能力を有する人材の育成に大きく寄与するとともに、今後ネットワークの強化による原子力教育の充実化やネットワーク参画大学間の交流等が更に期待されます。

原子力教育大学連携ネットワーク活動イメージ


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