
平成23年10月6日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
「核物質及び原子力施設の物理的防護に関わる地域トレーニング」及び「INFCIRC/225/Rev.5国際ワークショップ」の開催について
(お知らせ)
- 独立行政法人日本原子力研究開発機構 核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(以下「総合支援センター」)では、10月17日(月)〜28日(金)の2週間の予定で、テクノ交流館リコッティ(茨城県東海村)において「核物質及び原子力施設の物理的防護に関わる地域トレーニング」を開催します。
本トレーニングは昨年12月の総合支援センター設置以来、初めての国際的なトレーニングとなるもので、アジアを中心とした各国(14カ国)から28名の参加者を迎え、米国エネルギー省、サンディア国立研究所の協力を得て行うものです。本トレーニングのカリキュラムには、被爆地広島視察や東海における原子力施設の視察等も含まれています。
- また本年1月、国際原子力機関(IAEA)より「核物質及び原子力施設の物理的防護に関する勧告の第5版(INFCIRC/225/Rev.5)」が出版されました。各国の当該勧告の取り入れの検討に資するため、米国エネルギー省の協力の下、米国サンディア国立研究所(SNL)の支援を得て10月31日(月)及び11月1日(火)に「核物質及び原子力施設の物理的防護に関する核セキュリティ勧告(INFCIRC/225/Rev.5)国際ワークショップ」を開催します。
【開催概要】
1.「核物質及び原子力施設の物理的防護に関わる地域トレーニング」
- (1)日時:
- 平成23年10月17日(月)〜10月28日(金)
- (2)場所:
- テクノ交流館リコッティ(茨城県東海村)
- (3)対象:
- アジア各国(14か国)の政府関係者、研究者及び技術者(28名予定)
- (4)内容:
- 総合支援センターの研究者及び技術者が米国エネルギー省、サンディア国立研究所の協力を得て核物質及び原子力施設の物理的防護についてトレーニングを開催します。
2.「核物質及び原子力施設の物理的防護に関する核セキュリティ勧告(INFCIRC/225/Rev.5)国際ワークショップ」
- (1)日時:
- 平成23年10月31日(月)〜11月1日(火)
- (2)場所:
- テクノ交流館リコッティ(茨城県東海村)
- (3)対象:
- アジア各国政府関係者、研究者及び技術者(約40名予定)
- (4)内容:
- 総合支援センターの研究者及び技術者が米国エネルギー省、サンディア国立研究所の協力を得てIAEAが改訂した「核物質及び原子力施設の物理的防護に関する核セキュリティ勧告(INFCIRC/225/Rev.5)」について国際ワークショップを開催します。