平成２２年６月３０日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構
独立行政法人日本原子力研究開発機構(以下「原子力機構」という。)は、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂に伴い、経済産業省原子力安全・保安院（以下「保安院」という。）からの指示※1を受けて実施していた東海再処理施設の耐震安全性評価結果の報告書を保安院に提出しました。
本報告書は①地質調査結果、②基準地震動Ssの策定結果、③主な安全上重要な建物及び主な安全上重要な機器の耐震安全性評価結果を取りまとめており、地質調査を踏まえて策定した基準地震動Ssを用いた耐震安全性の評価の結果、今回評価した施設について耐震安全性が確保されていることを確認しました。
なお、今回報告以外の施設等については、今回の報告内容の審議状況を踏まえ、別途報告させていただきます。
原子力機構としましては、東海再処理施設の耐震安全性をより一層確実なものにし、地域の皆様にご安心いただけるように今後とも耐震安全性の確保を確実に行ってまいります。
以上
| ※1： | 「「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」等の改訂に伴う既存再処理施設の耐震安全性の評価等の実施について」（平成18年9月20日原子力安全・保安院） |
【添付資料】
| 別紙１： | 東海再処理施設における「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」等の改訂に係る耐震安全性評価報告書（基準地震動策定、主な施設）の概要 [PDF] |