平成20年6月20日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
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原子力機構週報
(6/14〜6/20)
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原子力機構近況
- 6月16日(月)、高崎量子応用研究所のイオン照射研究施設を用いて、がん遺伝子Bcl-2が働いてガンマ線やX線に抵抗性を示すがん細胞は、炭素イオンなどの重イオンビーム(重粒子線)を照射すると高い致死効果があることを明らかにしたことを国立大学法人群馬大学と共同発表いたしました。
- 6月17日(火)、半導体スピントロニクス材料として注目されている希薄磁性半導体が、半導体結晶格子の隙間に入り込んでしまった磁性原子によって、その磁気特性が大きく低下する機構を解明したことを国立大学法人東京大学及び国立大学法人広島大学と共同発表いたしました。
- 6月18日(水)、東海研究開発センター原子力科学研究所のタンデム加速器施設を用いて、超新星爆発時の元素合成の解明につながる放射性同位元素のビーム加速に世界で初めて成功したことを大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構と共同発表いたしました。
- 6月24日(火)〜25日(水)、学士会館210号室(東京都千代田区神田錦町3-28)において、「アジア地域の原子力平和利用の推進と核不拡散の両立に向けて」と題して「原子力平和利用と核不拡散にかかわる国際フォーラム」を東京大学グローバルCOEと共同開催いたします。
詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/np/shiryou/forum2008/info.html
- 7月25日(金)10:30〜17:00、テクノ交流館リコッティ(茨城県那珂郡東海村舟石川駅東3-1-1)において、「大学等との研究協力制度に係わる平成20年度研究成果報告会」を開催いたします。
詳細は、http://sangaku.jaea.go.jp/4-information/info080610.html