別添資料
 
日本原子力研究開発機構における研究開発用プルトニウムの利用計画
 
平成20年3月7日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構
 
 日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構という)における平成20年度の研究開発用プルトニウムの利用計画を下記の通りお知らせいたします。


 
 「原子力機構における研究開発用プルトニウムの利用計画」(平成20年度)を表1に示します。

【概要】
 原子力機構は平成19年度末時点で、今後利用する計画の核分裂性プルトニウム(以下、「プルトニウム」という。) を約3.6トン保有する見込みです。
 東海再処理施設では平成19年新潟県中越沖地震を踏まえた耐震安全性評価と並行して耐震性向上対策を優先して実施することから、平成20年度においては、プルトニウムを回収する計画はありません。
 これらのプルトニウムは、高速増殖炉の研究開発用として、高速増殖原型炉「もんじゅ」において、平成20年度以降年間約0.5トンずつ、約6年相当の期間、利用する計画としています。高速実験炉「常陽」については、昨年11月に確認した計測線付実験装置との干渉による回転プラグ燃料交換機能の一部阻害の件に係る調査を実施中であり、本年5月から6月に、新規に製作する炉内観察装置を用いた観察を行い、今後の復旧のための対策、工程及びプルトニウムの利用開始時期を判断することとしています。利用を開始した場合は、年間約0.1トンずつ、約6年相当の期間、利用する計画としています。
 これらの利用期間の目途並びに年間の利用目安量については、研究開発の進捗等に応じて変わり得るものです。

以 上

表1 日本原子力研究開発機構における研究開発用プルトニウムの利用計画(平成20年度) [PDF、124kバイト]

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