平成19年11月 9日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

JAEAロゴマーク   原子力機構週報
(11/3 〜 11/9)


原子力機構近況

 ○ 11月2日(金)、大洗研究開発センターの高速実験炉「常陽」の燃料交換機ホールドダウン軸荷重異常に係る調査の結果、計測線付実験装置(MARICO-2)試料部の炉内燃料貯蔵ラックからの突出を確認し、回転プラグの燃料交換機能の一部阻害が判明したため、文部科学省、茨城県及び関係市町村へ状況を報告したことを発表いたしました。
 
 ○ 11月8日(木)、「第27回核物質管理学会優秀論文賞」が発表され、原子力機構は以下のとおり受賞いたしました。
〔受賞題目〕
  「硝酸プルトニウム環状槽の連続液量監視データにおいて観測される液量変動と微小測定バイアスの減少方法」
〔受賞者〕
  東海研究開発センター 核燃料サイクル工学研究所 再処理技術開発センター
  技術開発部転換技術課 向 泰宣、細馬 隆
 
 ○ 11月8日(木)、旧JRR-3の改造に伴うコンクリート保管物のうち、放射能濃度確認対象物(クリアランス対象物:約3,700トン)の放射能の濃度測定及び評価方法に係る認可申請を原子炉等規制法に基づき文部科学省に提出いたしました。
 
 ○ 11月9日(金)、大洗研究開発センターの高速実験炉「常陽」計測線付実験装置との干渉による回転プラグ燃料交換機能の一部阻害に関し、原子炉等規制法に基づく報告書(第1報)を文部科学省に、茨城県原子力安全協定に基づく事故・故障等発生報告書(第1報)を茨城県及び関係市町村に提出したことを発表いたしました。
 
 ○ 11月13日(火)〜16日(金)、テクノ交流館リコッティ(茨城県那珂郡東海村舟石川796-1)において、「将来の核燃料サイクルの先進的保障措置に関するワークショップ」を開催いたします。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/np/shiryou/asws2007/index.html
 
 ○ 11月30日(金)10:30〜17:00、大阪科学技術センター大ホール(大阪市西区靱本町1-8-7)において、高速増殖炉サイクル実用化研究開発「FaCTセミナー〜国家基幹技術としての開発〜」を開催いたします。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/fbr/071103fact_sem3.1.html
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

 ○ 第1回JAEAタンデトロンAMS利用報告会を開催いたします。(青森11/14予定)
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/news-20071114.html
 
 ○ 第3回むつ海洋環境科学シンポジウムを合同開催いたします。(青森11/16予定)
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/index.html
 
 ○ 原子力緊急時支援・研修センターと茨城県原子力オフサイトセンター並びに茨城県環境放射線監視センターの施設見学会を茨城県と共同開催いたします。(本部11/17予定)
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/shien/kengaku.html
 
 ○ 「第4回サイエンスカフェinリコッティ」を開催いたします。(東海11/17予定)
 テーマ:「再処理技術の核心に迫る(“お宝”を分離)」−体験しよう、欲しい物だけ”分ける”技!−
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/tokai/images/science_cafe071117.pdf
 
 ○ 「第561回高崎研オープンセミナー」を開催いたします。(高崎11/19予定)
 詳細は、http://www.taka.jaea.go.jp/information/561_info.pdf
 
 ○ 「第13回オープンセミナー」を開催いたします。(11/20敦賀、11/21福井予定)
 
 ○ けいはんな「光医療産業バレー」シンポジウムを共同開催いたします。
 参加には事前申込が必要です。200名(申込先着順) 11/22締切。
 詳細は、http://keihanna.biz/pmv/1206web/1206sympo.html(関西12/6予定)
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

 ○ 別紙のとおり
 



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