別添
 
高速実験炉「常陽」の燃料交換機荷重異常の状況について
 
 平成19年5月15日から平成20年12月9日までの計画で第15回施設定期検査を実施中の高速実験炉「常陽」において、6月11日に燃料交換機の荷重異常が発生(6/15週報にて既報)したため、現況を確認したところ、6月19日に燃料交換機ホールドダウン軸の先端部に圧痕を確認しました。(6/22週報にて既報)
 その原因調査の一環として、炉心燃料の崩壊熱の減衰を待って8月21日と9月11日に原子炉内のナトリウム液位を下げ、カメラ等を用いて原子炉容器内の観察を行った結果、旧ホールドダウン軸の下部に、燃料交換機ホールドダウン軸の先端部と接触したと推定される物を確認しました。今後、引き続き原因調査を進めていく予定です。
 


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