別添

平成19年7月
国立大学法人岡山大学
独立行政法人日本原子力研究開発機構

 
「国立大学法人岡山大学と独立行政法人日本原子力研究開発機構との連携協力に関する協定」の概要

 
 国立大学法人岡山大学と独立行政法人日本原子力研究開発機構は、本日7月24日(火)に連携協力に関する協定を締結しました。

 
1. 協定の目的
 岡山大学及び原子力機構は、双方の有する研究施設、研究成果、人材等を活かし、連携協力することによって、相互の研究及び人材育成の充実を図ることを目的とする。

 
2. 連携の具体的な内容
 具体的には、(1)双方が有する研究施設・設備の共同利用等の実施、(2)共同研究、受託研究等の実施、(3)研究者等の交流、(4)人材の育成、(5)連携講座の設置、(6)双方が合意したその他の連携協力活動 を行う。

 
3. 協定の締結に至る経緯等
@ 岡山大学と原子力機構とは、平成10年度以降、工学部や環境理工学部等の教員が、原子力機構と共同研究、受託研究を実施している。
 さらに、平成13年度以降、大学院自然科学研究科に連携講座「数理光量子科学」を設置、原子力機構から講師の派遣を行っている。
 このたび、岡山大学と原子力機構とは、「極微量ウラン影響効果試験」の実施、「環境安全」や「放射線安全・医療、リスク管理」等の分野における研究の詳細検討を行うことについて合意に至ったことから、調印の運びに至った。
A 連携協力に関する協定を締結することにより、組織的かつ継続的な連携交流が可能になり、また、組織対組織で対応するため、情報の共有化が図られ、即時性、透明性が向上し、継続性が確保される。
 今回の組織的連携により、地域社会の安全・安心に貢献することができるものと双方とも確信している。
 なお、本協定は、他の団体・機関等との連携を排除するものではありません。
以 上

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