平成19年 7月 6日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

JAEAロゴマーク   原子力機構週報
(6/30 〜 7/6)


原子力機構近況

 ○ 6月29日(金)、東海研究開発センター原子力科学研究所の開発試験室建家前の残存排水枡及び排水管(非管理区域)の一部で汚染が検出されたことを発表いたしました。作業員及び環境への影響はありませんでした。
 
 ○ 7月1日(日)、高品質黒鉛を超高温ガス炉の炉心用材料として展開すべく、世界に先駆けて照射データベースを構築し照射効果の評価手法を開発するため、原子力エネルギー基盤連携センター内に東洋炭素株式会社と「黒鉛・炭素材料挙動評価特別グループ」を設置いたしました。
 
 ○ 7月2日(月)、フィンランド国Posiva社との間で「高レベル放射性廃棄物の地層処分研究開発分野における取決め」を締結いたしました。
 
 ○ 7月4日(水)、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂に伴う文部科学省の指示に基づき、「JRR-4」と「JMTR(材料試験炉)」の耐震安全性評価に関する実施計画書並びに、「FCA(高速炉臨界実験装置)」、「TCA(軽水臨界実験装置)」、「NSRR(原子炉安全性研究炉)」、「VHTRC(高温ガス炉臨界実験装置)」、「DCA(重水臨界実験装置)」、「JRR-2」及び「原子力第1船」の検討書を文部科学省に提出したことを発表いたしました。
 
 ○ 7月5日(木)、原子力機構、三菱重工業株式会社及び三菱FBRシステムズ株式会社の間で「高速増殖炉主概念の研究開発実施に関する基本協定」を締結したことを3者で共同発表いたしました。
 
 ○ 7月5日(木)、6月26日(火)及び29日(金)に発見した東海研究開発センター原子力科学研究所のモックアップ試験室建家周辺及び開発試験室建家周辺の汚染に関し、原子炉等規制法に基づく報告書(第1報)を文部科学省に、また、茨城県原子力安全協定に基づく事故・故障等発生報告書(第1報)を関係自治体に提出したことを発表いたしました。
 
 ○ 7月30日(月)10:00〜17:00、テクノ交流館リコッティ(茨城県那珂郡東海村舟石川796-1)において、「大学等との研究協力制度に係わる平成19年度研究成果報告会」を開催いたします。
詳細は、http://www3.tokai-sc.jaea.go.jp/sangaku/4-information/info070625.html
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

 ○ 「第2回 サイエンスカフェinリコッティ」を開催致しました。(東海6/30)
 
 ○ 「第12回オープンセミナー」を開催いたします。(7/10福井、7/11敦賀予定)
 
 ○ 文部科学省「先端研究施設共用イノベーション創出事業【産業戦略利用】」に係る利用課題を募集しています。7/23締切。(高崎)
 詳細は、http://www.taka.jaea.go.jp/innovation/index.htm
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

 ○ 別紙のとおり
 



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