平成19年 6月22日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

JAEAロゴマーク   原子力機構週報
(6/16 〜 6/22)


原子力機構近況

 ○ 原子力機構では、これまでの研究開発成果を社会に還元することを目指して「成果展開事業」を実施しています。これは、原子力機構が所有する特許等を企業に提供し、実用化に関する研究開発を共同で実施することにより、企業の製品開発を支援するものです。平成19年度は、審査の結果6件を採択いたしました。(別添参照)(PDF、248kバイト)
 
 ○ 6月18日(月)、欧州におけるMOXリサイクルの状況を取りまとめてホームページに掲載いたしました。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/np/documents/mox200601.pdf
 
 ○ 6月19日(火)、高レベル放射性廃棄物地層処分の安全評価手法の高度化の一環として、安全評価のシナリオ構築を支援するための計算機支援ツール「FepMatrix」を開発し、外部提供が可能となったことを発表いたしました。
 
 ○ 6月20日(水)、ポリ乳酸を放射線で橋かけして分子の網の中に可塑剤を保持させることにより、室温で柔らかく、変形しても元の形状に戻る弾力性のある透明なポリ乳酸材料を創り出すことに成功したことを住友電工ファインポリマー株式会社と共同発表いたしました。
 
 ○ 6月21日(木)、「幅広いアプローチ(BA)協定」に関する第一回運営委員会が開催され、原子力機構から「国際核融合エネルギー研究センター事業長」として荒木政則核融合研究開発部門研究主席と「サテライト・トカマク計画事業長」として石田真一核融合研究開発部門研究主席が、欧州から「国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動事業長」としてパスカル・ギャラン氏が選出されました。
 
 ○ 6月22日(金)、六ヶ所村核融合研究施設誘致推進会議の平成19年度総会が開催され、荒木政則国際核融合エネルギー研究センター事業長と奥村義和核融合研究開発部門六ヶ所BAプロジェクトユニット長が講演を行いました。
 
 ○ 6月30日(土) 10:00〜10:30、幌延深地層研究センターPR施設「ゆめ地創館」(北海道天塩郡幌延町北進432-2)において開館式典を開催いたします。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/press/07/press0608-03.html
 
 ○ 7月3日(火)15:30〜16:00、オブチMOビル(青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字野附1-3)において青森研究開発センター(新事務所)及び国際核融合エネルギー研究センターの開所式を開催いたします。
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

 ○ 敦賀本部における技術相談の受付が、平成16年5月の制度開始以降、累積100件に到達いたしました。(敦賀6/14)
 
 ○ 「第2回高崎量子応用研究シンポジウム」を開催いたしました。(高崎6/21〜22)
 
 ○ 「第2回 サイエンスカフェinリコッティ」を開催致します。(東海6/30予定)
 テーマ:「出土鉄器の語る知恵」−鉄が錆びるとは?遺跡から出土した鉄器を科学的に調査!古い鉄から学ぶ知恵を放射性廃棄物処分に生かす−
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/tokai/images/science_cafe070630.pdf
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

 ○ 別紙のとおり
 



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