平成19年 5月11日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

JAEAロゴマーク   原子力機構週報
(4/28 〜 5/11)


原子力機構近況

 ○ 4月27日(金)、ITERのプラズマ加熱用に開発中の大電力マイクロ波発生装置(ジャイロトロン)において、新しい制御方式を開発したことにより、世界記録となる100万ワットの連続出力を達成したことを発表いたしました。
 
 ○ 5月2日(水)、4月26日(木)に発生した高速実験炉「常陽」管理区域内における放射性物質を含む水の漏えいに関し、原子炉等規制法に基づき報告書(第1報)を文部科学省に、また、茨城県原子力安全協定に基づき事故・故障等発生報告書(第1報)を関係自治体に提出したことを発表いたしました。
 
 ○ 5月7日(月)、高速実験炉「常陽」において、5月8日から14日まで第6’サイクル運転(マイナーアクチニド含有燃料の照射試験)を行うことを発表いたしました。
 
 ○ 5月7日(月)、人形峠環境技術センターの濃縮工学施設において、遠心機処理設備局所排気処理装置の排気ダクトの破損を確認したことを発表いたしました。環境への放射性物質の放出及び作業員への汚染はありませんでした。
 
 ○ 5月8日(火)、高速増殖炉の実証ステップとそれに至るまでの研究開発プロセスのあり方に関する中間論点整理及び第二再処理工場に係る2010年頃からの検討に向けた準備の開始について、文部科学省、経済産業省、電気事業連合会及び日本電機工業会と共同発表いたしました。
 
 ○ 5月9日(水)、高温工学試験研究炉(HTTR)における初めての30日間連続の定格出力(約30MW)運転により、商用規模で生産した高温ガス炉用燃料の核分裂生成物閉じこめ能力が世界最高水準にあることを確認したことを発表いたしました。
 
 ○ 5月16日(水)〜17(木)、東海研究開発センター原子力科学研究所先端交流棟大会議室(茨城県那珂郡東海村白方白根2-4)において、燃料安全研究国際会議2007を開催いたします。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/02/info/070427/index.html
 
 ○ 6月6日(水)13:30〜16:35、大洗文化センター(茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6881-88)において、高速実験炉「常陽」臨界30周年記念報告会を開催いたします。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/joyo/topics/30th/index.htm
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

 ○ 白川英樹氏(2000年ノーベル化学賞受賞)による講演「セレンディピティを知っていますか?〜失敗から生まれたノーベル賞〜」を開催いたしました。(関西5/6)
 
 ○ IAEA/TWG‐FR 共同プロジェクト(CRP)準備会合を開催いたしました。(敦賀5/11)
 
 ○ IAEA/TWG‐FR 40周年記念シンポジウムを開催いたします。(敦賀5/14予定)
 
 ○ 「第557回高崎研オープンセミナー」を開催いたします。(高崎5/16予定)
 詳細は、http://www.taka.jaea.go.jp/information/557_info.pdf
 
 ○ 「第8回光量子科学研究シンポジウム」を開催いたします。(関西6/4〜5予定)
 詳細は、http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/sympo8/
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

 ○ 別紙のとおり
 



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