別添資料
 
日本原子力研究開発機構における研究開発用プルトニウムの利用計画
 
平成19年2月23日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構
 
 日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構という)における平成19年度の研究開発用プルトニウムの利用計画を下記の通りお知らせいたします。
 

 
「原子力機構における研究開発用プルトニウムの利用計画」(平成19年度)を表1(PDF形式)に示します。

【概要】
 原子力機構は平成18年度末時点で、今後利用する計画の核分裂性プルトニウム(以下、「プルトニウム」という。) を約3.6トン保有する見込みです。また、東海再処理施設では平成19年度は13トンの使用済燃料の再処理を行い、約0.1トンのプルトニウムを回収する計画としています。
 これらのプルトニウムは、東海再処理施設に隣接するMOX燃料加工施設において引き続き順次燃料に加工し、高速増殖炉の研究開発用として、高速実験炉「常陽」で年間約0.1トン、高速増殖原型炉「もんじゅ」において年間約0.5トンを利用する計画としています。
 「常陽」では平成19年度から20年度にかけて、施設定期検査及び高経年化対策工事等を行い、「もんじゅ」では平成19年度に工事確認試験及びプラント確認試験を行います。
 平成19年度末までに原子力機構が保有する見込みのプルトニウムの利用開始時期及び利用する期間の目途は、「常陽」及び「もんじゅ」とも平成20年度以降約6年相当となります。なお、これらの利用期間の目途並びに年間の利用目安量については、研究開発の進捗等に応じて変わり得るものです。
以 上

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