別紙
各研究開発拠点等のその他の状況について

1.本部
  特になし


2.東海研究開発センター
1)原子力科学研究所
 (1) 施設運転状況
・研究炉(JRR-4):医療照射等(12/11〜12/15)
 原子炉安全性研究炉(NSRR):特性試験(12/11〜12/15)
 高速炉臨界実験装置(FCA):特性測定(12/11〜12/15)
 研究炉(JRR-3)、軽水炉臨界実験装置(TCA)、定常臨界実験装置(STACY)、過渡臨界実験装置(TRACY):運転なし

2)核燃料サイクル工学研究所
 (1) 再処理施設
・分離精製工場は、06-2キャンペーンを終了(12/8)
 06-2キャンペーン処理実績〔使用済燃料の再処理:約5.2トン(せん断量)〕
・ガラス固化技術開発施設(TVF):技術開発運転を実施中〔ガラス固化体の製造:8本(累積製造本数)〕
・「第19回施設定期検査」受検中
 (2) プルトニウム燃料開発施設
・MOXペレットの物性測定等のMOX燃料に係る研究開発、MOX燃料製造技術の開発、保管中の核燃料物質等の有効利用のための整理作業及び機器、設備の点検・整備を実施中


3.J−PARCセンター
 (1) 大強度陽子加速器施設(J-PARC)建設状況等
・リニアック:次のビーム試験に向け、調整作業中
・3GeVシンクロトロン棟:装置の据付中
・物質・生命科学実験施設:建家内・外部の仕上工事及び外構工事中
・50GeV加速器:装置の据付中
・ハドロン実験施設:実験施設建屋の建築工事中
・ニュートリノ実験施設:実験施設の土木工事中


4.大洗研究開発センター
 (1) 材料試験炉(JMTR)及びホットラボ
・原子炉停止中
・第35回施設定期検査中(9/1〜)
 (2) 高速実験炉「常陽」及び照射後試験施設
・第5サイクル運転(H18/12/11〜H19/2/2予定)
 (3) 高温工学試験研究炉(HTTR)
・第8サイクル運転(11/14再起動〜12/15)
・第3回施設定期検査合格証を取得(12/8)
・安全性実証試験を実施(12/12〜12/15)


5.敦賀本部
1)高速増殖炉研究開発センター
 (1) 高速増殖原型炉「もんじゅ」
・原子炉停止中(平成7年12月から)
・ナトリウム漏えい対策等に係る改造工事を実施中(※進捗率については、毎翌月に更新)
 (11月末現在工事進捗率※86% 平成19年5月完工予定)
・平成18年度設備点検実施中(4/3〜)

2)原子炉廃止措置研究開発センター(*)
*「新型転換炉ふげん発電所」を廃止措置に係る法手続後に改称予定
 (1) 新型転換炉ふげん発電所
・廃止措置準備作業中(平成15年3月で運転終了、現在廃止措置計画を認可申請中)
・第20回定期検査を実施中(9/29〜)


6.那珂核融合研究所
 (1) 臨界プラズマ試験装置(JT-60):各設備の点検整備を実施


7.高崎量子応用研究所
 (1) コバルト60ガンマ線照射施設、電子線照射施設:運転中
 (2) イオン照射研究施設(TIARA):運転中(3MVタンデム加速器・3MVシングルエンド加速器は一部点検中)


8.関西光科学研究所
 (1) 大型放射光施設(SPring-8):第6サイクル運転中(11/11〜12/18予定)


9.幌延深地層研究センター
 (1) 地上施設の建設工事
・PR施設建屋の建設:外壁塗装作業、建屋内装工事
 (2) 地下施設(研究坑道)工事:(500m掘削予定)
・換気立坑:立坑掘削、覆工コンクリート打設(現在の掘削G.L.-51.1m)
 今年度の予定掘削深度到達(12/14)、立坑掘削工事を一時休止(12/15)
・東立坑:立坑掘削、覆工コンクリート打設(現在の掘削G.L.-23.1m)
 (3) その他
・排水管路の工事(仮設物撤去:継続)
・上幌延地区におけるコントロールボーリング調査(継続)
・地下施設建設に伴い発生する排水の天塩川への放流を開始(12/15)


10.東濃地科学センター
 (1) 瑞浪超深地層研究所 研究坑道の掘削工事(1,000m掘削予定)
・瑞浪超深地層研究所 研究坑道掘削作業:(12/15現在)
 主立坑(掘削中)187.2m、換気立坑(掘削準備中)192.6m
 (2) 瑞浪超深地層研究所からの排水
・排水処理設備(増設後):放流を実施中


11.人形峠環境技術センター
 (1) 施設運転状況等
・ウラン濃縮原型プラント:滞留ウラン除去・回収試験設備は、今年度予定していたDOP-2カスケードの滞留ウラン除去・回収を終了し、除去効果解析のためγ線データを採取中
・濃縮工学施設:遠心機処理設備の定期自主検査・点検を実施中(10/24〜12/26予定)
 (2) その他
・方面掘削土を利用したレンガ製造等に係る環境監視結果(平成18年度第2四半期)に対する、鳥取県放射能調査専門家会議での評価結果〔空間線量率、環境中の放射性核種(放射能)濃度、ラドン濃度とも当該地域の自然放射線(放射能を含む)レベルの分布・変動の範囲のものと判断され、特別な変化は認められない。〕を受領(12/8)、鳥取県及び三朝町への説明を実施
・核燃料物質加工施設保安規定に基づく、ウラン濃縮原型プラントを想定事故現場とした「平成18年度核燃料物質加工施設総合訓練」を実施(12/14)


12.むつ事業所
 (1) 加速器質量分析装置(AMS)による分析業務及び分析技術開発
・施設共用に係る日本沿岸海水中ヨウ素(I-129)測定中
・海水溶存有機物及び懸濁粒子中の炭素(C-14)並びにヨウ素(I-129)分析技術開発を継続中
以 上

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