添付資料２
東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所再処理施設の耐震安全性評価実施計画の概要
平成18年9月19日、原子力安全委員会にて「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」等の耐震安全性に係る安全審査指針類（以下、「耐震指針」という。）が改訂され、これに伴い、9月20日、経済産業省原子力安全・保安院（以下、「保安院」という。）より、既設施設について改訂された耐震指針（以下、「新耐震指針」という。）に照らした耐震安全性評価の実施並びに実施計画書の提出の指示がなされた。当機構は、この指示に基づき、「東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所再処理施設の耐震安全性評価実施計画書」を策定し、本日、保安院に提出するとともに、今後、同計画書に基づき、本再処理施設において耐震安全性評価を実施する。
なお、耐震安全性評価とは別に、「残余のリスク」に関する定量的評価手法の確立に向けた取組みについては、耐震安全性評価の報告に併せて、別途報告することとする。
１．評価対象施設
評価対象施設は、当機構既設再処理施設とし、新耐震指針における耐震重要度分類によるSクラスに相当する施設について耐震安全性評価を実施する。また、Sクラスに相当する施設以外の施設で、その破損が、Sクラスに相当する施設に影響を与えるおそれのある施設については、波及的影響の評価を実施する。
上記の方針に基づき、選定した評価対象は以下のとおり。
２．評価手順
評価手順は、保安院の指示に従い、以下の手順により耐震安全性評価を実施する。
３．実施工程（予定）
平成20年末を目途に耐震安全性評価を実施する。
以 上