平成18年3月30日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構
 
高速増殖炉サイクル実用化戦略調査研究フェーズIIの最終報告書の公表について
 
 日本原子力研究開発機構は、高速増殖炉サイクルの適切な実用化像とそこに至るまでの研究開発計画を2015年頃に提示することを目的に、電気事業者、電力中央研究所、メーカ各社の参画を得て、1999年7月より「高速増殖炉サイクルの実用化戦略調査研究」(以下、「本研究」という。)を実施しています。
 本研究のフェーズII(2001〜2005年度)では、フェーズI(1999〜2000年度)で抽出した候補概念の検討結果を出発点として、「高速増殖炉サイクルとして開発していく実用化候補概念の明確化と今後の研究開発計画を立案する」ことを目標に検討を進めてきました。「研究開発の重点化の考え方」及び「2015年までの研究開発計画とそれ以降の課題」について、フェーズII最終報告書を取りまとめて、本日公表し、文科省科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会「原子力分野の研究開発に関する委員会」にご報告いたしましたので、お知らせいたします。
 なお、高速増殖炉サイクルの実用化戦略調査研究フェーズII最終報告書は、原子力機構ホームページにてご覧いただけます。
  http://www.jaea.go.jp/04/fbr/top.html
以 上
 
【添付資料】
  1.高速増殖炉サイクルの実用化戦略調査研究(フェーズII)の成果(要旨)(PDF、46kB)
  2.高速増殖炉サイクルの実用化戦略調査研究(フェーズII)の成果(概要)(PDF、2263kB)

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