「改造JRR-3利用運転15周年記念シンポジウム」を開催しました
 
  去る12月4日(月)、茨城県東海村のテクノ交流館リコッティにて、原子力科学研究所及び量子ビーム応用研究部門並びに東京大学物性研究所が主催して標記のシンポジウムが開催されました。同シンポジウムは、当機構の研究用原子炉・JRR-3が、改造後の利用運転を始めて今年で15年を経たことを記念して、これまでに得られた成果と将来への展望を語り合うことを目的に開催されたものです。シンポジウムには、文部科学省、中性子科学会、関連大学及び一般企業を含め総勢230名を超える中性子科学研究並びに原子炉の改造・管理に携わった方々の参加があり、盛況に終わりました。
 シンポジウムでは、改造作業時代を振り返ったトピックス(1件)、これまでの改造JRR-3の利用により得られた物質科学、生物学及び産業上の成果(5件)、並びに、今後の改造JRR-3への期待(3件)に関する計9件の招待講演があり、今後のJRR-3の一層の高度化に対して中性子利用者から強い期待が寄せられました。

改造JRR-3利用運転15周年記念シンポジウムの様子1    改造JRR-3利用運転15周年記念シンポジウムの様子2


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