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現場で活躍する女性たち【女性職員座談会】 日本原子力研究開発機構で働く女性職員たちの本音を語る座談会 柏木 美恵子 / 圷 葉子 / 平松 冴枝

現在のお仕事について

原子力研究開発機構で女性職員の皆さんはどのような仕事についているのでしょうか?研究職の柏木美恵子さん、技術職の圷葉子さん、事務職の平松冴枝さんにお仕事の内容をうかがいました。


柏木:核融合研究開発部門に所属しています。入社後一貫して、核融合プラズマを加熱する中性粒子入射装置(NBI)の研究開発に携わってきました。現在の主な業務は、フランスに建設予定で国際協力で進めている核融合実験炉ITER(イーター)用NBIの負イオン加速器の開発です。

圷:興味深い!原子力研究開発機構は非常に幅広い研究を行っているため、同じ研究職といっても部門が違うとまったく知らないことをやっていますね。

柏木:ITER用負イオン加速器では、エネルギー100万電子ボルト、電流40アンペアという世界でも類をみない高パワーのビームを加速します。現在、同等のエネルギーでアンペア級の負イオンを加速できる試験装置は世界の中でも機構にしかないため、この機構の試験装置でビームの加速試験を行いながら、ビーム加速の数値シミュレーションを行い、ビームを効率よく大電流で加速するための研究に取り組んでいます。

圷:私は大洗研究開発センター燃料材料試験部燃料試験課に所属し、現場作業においては原子炉燃料等の分析業務、施設で取扱っている核燃料の管理を定常的に実施しています。

平松:福島の事故を受けて、今まさに注目されているところではないですか。

圷:はい。その他、課内での研究開発業務に関連して、設備の新設や更新等に伴う許可申請等の書類作成・説明対応も行っています。さらに課内業務を円滑に進めるため、薬品管理をはじめとする種々の管理業務にも携わっています。

平松:私は安全研究センター研究計画調整室に所属しています。安全研究センターは、原子力安全委員会や規制行政庁が行う安全審査指針・基準等の整備や規制判断のために、最新の科学技術的知見を提供することを目的とする安全研究を行っています。

柏木:平松さんの部署も事故後の対応に密接に結びついていますね。

平松:そうですね。研究計画調整室の役割は安全研究を円滑に行えるよう取り計らうことです。その中で私は、センターの予算要求及び執行管理、国を始めとする受託研究契約に付随する手続きや執行管理、さらには国外の研究機関との協定締結や国際会議開催に伴う事務手続き等を行っています。


柏木 美恵子 / 圷 葉子 / 平松 冴枝