■□■ JAEAメールマガジン 2016.12.9／No.449
－…－…＊今週の一押し＊…－…－…－…－…－
亀裂から出る高水圧の湧水を抑制する技術を開発
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◆ Contents ◆
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┣【1】 トピックス
┣【2】 広報誌情報
┣【3】 イベント情報
┗【4】 その他の情報
…－…－…－…－トピックス…－…－…－…－
＼亀裂から出る高水圧の湧水を抑制する技術を開発／
【東濃地科学センター】
原子力機構は、清水建設株式会社と共同で、高水圧下において湧水抑制の目標を達成で
きるグラウチング技術を開発しました。グラウチングとは、水の通りみちとなる岩盤の亀裂
にセメントなどの溶液を注入し、坑道へ流入する水（湧水）を抑えるものです。瑞浪超深地
層研究所の深度500mの水平坑道においてグラウチングに用いる様々な材料の試験を実
施し、グラウチングを実施しない場合の予測値に対して湧水量を約100分の1まで低減で
きました。さらに、坑道掘削の後に実施するグラウチング（ポストグラウチング）により、水平
坑道の湧水箇所１箇所当りの湧水量を1L/分未満に低減できたことから、ポストグラウチン
グは、スウェーデンで示されている地層処分場の処分坑道における湧水箇所に対する目
安を満足できる技術であることを確認しました。この技術開発成果は、日本における地層
処分場の維持コストの低減や人工バリアの施工精度の向上に寄与する重要な成果の一つ
と考えられます。さらに、一般的な土木技術においても湧水抑制に対する要求品質が非常
に高い場合に適用できる技術と考えられます。
http://www.jaea.go.jp/02/press2016/p16120901/
＼第１１回原子力機構報告会におけるご質問への回答を掲載しました／
http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku11/
＼2018卒向けインターンシップを開催いたします／
【人事部】
原子力機構では、インターンシップ参加者を募集しています。原子力機構のご紹介や、研
究開発施設の見学、機構で働く先輩職員との懇談等、業界の理解を深めていただくまたと
ない機会です。文理対象・学科不問ですので興味のある方はぜひご参加ください。
http://www.jaea.go.jp/saiyou/new/event/2018internship.pdf
＼平成29年度黎明研究テーマの公募について／
【先端基礎研究センター】
平成29年度黎明研究テーマの募集を開始しました。「黎明研究」とは、国際的視野での新
たな発想に基づく斬新な研究テーマの発掘を目的とし、国内外の研究者からアイデアを募
集し、先端基礎研究センターと共同で研究を進める制度です。原子力科学の分野で革新
的な原理や現象の発見を目指す先端基礎研究で、独創性、新規性、発展性、挑戦性など
に富み、既存の科学・技術のパラダイムの変更や将来の原子力の革新に発展する可能性
を秘めた研究テーマを募集対象とします。
http://asrc.jaea.go.jp/publicoffer/reimei/index.html
＼原子力機構週報(12月3日～12月9日)／
http://www.jaea.go.jp/02/press2016/p16120902/
…－…－…－…－広報誌情報…－…－…－…－
＼J-PARC News 第139号／
【J-PARCセンター】
「J-PARCのiMATERIAで世界最速レベルの技術を確立」、「J-PARC利用成果によるエコ
タイヤの製品化」ほか。
http://j-parc.jp/ja/news/2016/news-j1611.html
★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★
＼エコプロ2016に出展／
【原子力科学研究部門・広報部】
12月8日～10日に東京ビッグサイトにて開催中の「エコプロ2016」に出展しています。エコ
プロダクツは、環境問題の解決に貢献することを目的に様々なテーマが設定されています。
原子力機構は「クリーンエネルギーとスマート社会」のゾーンにおいて、「水素社会の実現
に貢献する高温ガス炉と水素製造技術」、「原子力のゴミ問題の解決を目指す加速器を用
いた分離核変換技術」、「ウランの回収技術を応用したレアメタルや有害物質の分離回収
に役立つ新技術」の3つのテーマについて、開発中の技術を分かり易く紹介します。是非
お越しください。
http://eco-pro.com/ （エコプロ2016公式ウェブサイト）
＼地下を体験する見学会／
【瑞浪超深地層研究所】
地下を体験する見学会を開催します。参加は無料です。
1月の見学会は21日です。空き状況を電話でご確認の上、1月16日までにお申込みくだ
さい。
http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
New! ＼第4回加速器施設安全シンポジウム／
【J-PARCセンター】
平成29年1月26日から27日、加速器施設における安全管理の課題について情報を交
換し、加速器施設の安全性向上に資することを目的として、第4回加速器施設安全シンポ
ジウムを開催します。今回は加速器施設における「緊急時対応」と、「電気安全」をトピック
スとして取り上げます。口頭発表のほか、施設紹介等のポスター展示も行う予定です。是
非ご参加ください。
http://j-parc.jp/symposium/anzen2017/index.html
…－…－…－…－その他の情報…－…－…－…－
＼平成28年度「大学等への公開特別講座」／
原子力機構では、全国の大学や大学院、高等専門学校に当機構の研究者や技術者を講
師として派遣しています。理工系だけでなく、文系や高等専門学校の方々にも受講してい
ただける講座を準備しています。
お申込みや講演テーマの一覧については、下記HPをご覧ください。
＼平成28年度 防災業務関係者自らの放射線防護研修／
【原子力緊急時支援・研修センター】
国及び地方公共団体など原子力災害対策を行う公的機関への支援の一環として、防災業
務関係者自らが活動時に放射線被ばくや汚染を防護するための基礎研修を行っています。
今年度分の集合研修はすべて終了しましたが、団体研修のお申込みは随時受付けていま
す。
詳しくは下記HPをご覧ください。
http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html
＼技術習得や国内研修を支援しています／
【原子力人材育成センター】
原子力機構では、原子力に関する技術を習得するためのさまざまな研修を実施しています。
入門的なコースから、原子力機構の施設や設備を使って本格的な実習を行うものまで、さ
まざまなコースがあります。詳しくは下記HPをご覧ください。
http://nutec.jaea.go.jp/application_training.php
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