JAERIマーク 原子力施設事故時に対応する情報遠隔収集ロボットを開発
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2001年3月14日

 日本原子力研究所(理事長:村上健一)は、原子力施設事故時に、事故現場に出動して情報収集や軽作業を行う「情報遠隔収集ロボット」(愛称:RESQ、Remote Surveillance Squad、レスキュー)を開発した。
 原子力施設の事故においては、JCO臨界事故のときのように、放射線量が高いため人が事故現場に接近することが困難な場合が予想される。 このため、人に代わって事故現場に接近し、事故の原因究明やその収拾・復旧に必要な情報を収集して安全な場所に待機する人間に送信するロボットの整備が急がれていた。 このような事故時対応には、役割を分担する複数のロボットが必要であり、原研では、現状の技術レベルで実用可能な機能を集約した3種類のロボットを開発した。

初期情報収集ロボット(RESQ-A:2台):事故直後に現場の状況を迅速に把握するための小型軽量の遠隔自走式ロボット。現場の放射線量、映像・音声、機器類の温度を収集。

詳細情報収集ロボット(RESQ-B:1台):扉の開閉、階段の昇降等を行って事故発生場所に接近し、より広範な情報(放射線量、映像・音声、機器類の温度、室内の雰囲気、障害物等の位置)を収集する遠隔自走式ロボット。 マニピュレータ1台を装備。

試料等情報収集ロボット(RESQ-C:1台):扉の開閉、階段の昇降等を行って事故発生場所に接近し、汚染情報の収集や試料採取(気体・液体・固体・表面汚染試料の採取等)を行う遠隔自走式ロボット。 マニピュレータ2台を装備。

 各ロボットの操作は操作盤を備えた専用のコンテナ(ロボットの搬送にも使用)内で行われ、得られた情報はコンピュータに取込まれ集中管理される。 なお、RESQ-Aは機動性を重視し小型軽量で、可搬型の操作盤を別途備えており、事故直後に小型乗用車等で現場に急行することが可能である。

補足説明



本件問い合わせ先 日本原子力研究所企画室
長島  章(総括)
TEL:03-3592-2112 FAX:03-3592-2119

バックエンド技術部 核燃料施設解体技術室
西村 允宏(技術担当)
TEL:029-282-5425 FAX:029-282-6366
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