2011.3.22
日本原子力研究開発機構原子力科学研究所は、今回の東北地方太平洋沖地震によって、津波の被害はなかったもののライフラインを含めて研究所施設に大きな被害を受けました。
現在、損害状況の把握を進めていますが、今後の詳細な施設点検を踏まえて修復計画を検討していく必要があります。JRR-3をはじめとする研究施設につきましては、現時点では、再稼動までにかなりの期間を要するものと予想しております。原子力科学研究所は、関連する研究開発部門及び大学等の御協力を得ながら、研究施設の復旧に全力で取り組んで行く所存です。
今後の復旧に向けて皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
独立行政法人 日本原子力研究開発機構
原子力科学研究所長
上塚 寛