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第9回サイエンスカフェinリコッティ(平成21年7月25日13:30〜15:30)
「なか博士による核融合のお話し」
−ガンダムエンジンを近未来の人類のエンジンに−

国民の皆様と原子力機構の科学者が、気軽に科学技術について語り合うためのサイエンスカフェを茨城県東海村にて定期的に開催しています。第9回目の今回は、近未来のエネルギー源として注目されている核融合エネルギーを話題に、夏休みのひとときを過ごしていただきました。

満席の会場の前方に展示した、ガンダム模型や、核融合炉の模型、また実験装置に使用しているものと同様の炭素繊維の耐熱タイルを目の前に、参加者の方々は、どんな話が出てくるのか興味津々の様子でした。

なか博士は、核融合の仕組みを輝く星々や太陽の活動から説明し、プラズマをプラズマテレビ、蛍光灯などの“あるある”ネタにできそうな話や、雷、火等の身近な自然現象からお話しました。また、将来の人類社会の為に、資源が豊富で偏在がなく、安全性の高いという観点から、核融合エネルギーの実現を目指す研究者の思いをお伝えしました。

参加者の皆様からは、説明の間やコーヒーブレーク中まで頻繁に質問をいただき、その都度説明させていただけたことで、核融合を初めて聞く方や、自然科学を志す若者など幅広い参加者の皆様其々にご満足いただけたものと思います。

これからも、科学を話題に皆様との交流を深めてまいります。

次回開催をお見逃しなく。

開催風景1
「なか博士」登場、早々に会場の熱気(?)で、普段の牛草健吉核融合研究開発部門推進室長の姿に
開催風景2
ファシリテータの持田和美も「なか博士」に質問しちゃいました
開催風景3
アニメーションや動画を使ったプレゼンテーション
開催風景4
会場からはたくさんのご質問をいただきました

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