━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010.10.22 ━━━━━━━━
++---- No.149 目次 ----++
現場から ＿＿＿＿ 情報は枝刈りされて海外へ（パリ事務所）
広報紙から ＿＿＿ 六ヶ所村に国際核融合エネルギー研究センターが竣工（「未来へ げんき」No.18）
プレス発表、お知らせ、採用情報、調達情報
あとがき
フランスは原子力利用大国です。原子力に関する研究開発を含め、活発な活動が、日々行われており、私たちは、様々な媒体を通してフランスの原子力の動きを追うことができます。
フランスで発信される情報の、そのほとんどはフランス語です。そして、それら膨大な情報は、フランス語から他の言語に翻訳される際に、何らかの枝刈り処理がなされるのが一般的です。
私事で恐縮ですが、私はパリ事務所に赴任する前は、日本において広報の仕事に携わっていました。業務上、日本の一般紙、専門紙など、目を通す機会が多かったのですが、日本語になった海外発信の情報は、強い枝刈りを受けており、事の成り行きや因果関係まで考えようとすると困難を感じることが多々ありました。
話は戻りますが、フランスで報道される原子力に関する情報は、フランス語の壁を超える際に、そのほとんどは枝刈りされてしまう印象を受けます。言いかえれば、フランス語が理解できれば、膨大な枝刈り前の情報に接するチャンスが持てるということです。
次に、枝刈り前情報の信ぴょう性や確度を考えようとすると、知識や過去の知見はもちろんのこと、実は、これはとても大切なことなのですが、人と人との接触によってもたらされる情報が重要になると考えます。そして人的な交流促進は、物理的な距離が大きく影響するように思えます。「ちょっと、お話したいのですが、今、空いていますか」というこの感覚が原点ではないでしょうか。
このように情報化社会になればなるほど、パリ事務所の役割と責任が増していくことを痛感する昨今です。
（パリ事務所：花井 祐）
＊当機構が社外向けに発行している広報紙などからトピックスを紹介します。
＊上記の詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。
最近の健康診断では、40-74歳の人を対象にメタボ診断としてウェストが測定されるようになりました。メタボとされる診断基準は男性の場合85cm以上とされていますが、私の場合、今年の数値は84.5cmでした。もちろん、数値が85cm以下だったから問題なしというわけではなく、ここ数年、血液検査での中性脂肪の値が高めだったこともあり、毎昼食後30分程度のウォーキングに心掛けていました。
ところが、今年の夏はとても暑い日が続いたので2か月ほどウォーキングを控えていたところ、ズボンのベルトの穴が２つほど長くなるほうへシフトしてしまいました。メジャーをあてて測定をしたわけではありませんが、明らかにメタボとされる基準をオーバーしています。
血液中の中性脂肪の高さは日常的に意識することは少ないですが、ウェスト廻りの寸法のように自分でも直ぐに判るもので85cmと基準が示されると、非常に気になるものです。次回の健康診断までには、何とか85cm以下のウェストを取り戻したいと思っています。（広報部 板橋 靖）
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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部 佐田務、上野信行 ○
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