━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010.6.4 ━━━━━━━━
++---- No.129 目次 ----++
現場から ＿＿＿＿ 「研究施設等廃棄物の埋設事業に関する説明会」裏方レポート（埋設事業推進センター）
プレス発表、お知らせ、採用情報、調達情報
あとがき
前回ご紹介しましたメールマガジン（No.96 (2009.10.1)）では、研究施設等廃棄物とその埋設事業の概要についてご紹介しました。「研究施設等廃棄物」とは、わが国の研究開発、産業、医療利用等により発生する低レベル放射性廃棄物で、全国の研究機関、大学、民間企業、医療機関等で発生しています。機構は実施主体として、この研究施設等廃棄物の埋設事業を進めています。
昨年平成21年11月13日に「埋設処分業務の実施に関する計画」の認可を得て、平成22年1月27日に全国の発生者の方々を対象とした「研究施設等廃棄物の埋設事業に関する説明会」を開催いたしました。当課は、事務局として本説明会の運営を担当しました。今回はその裏方の活動をご紹介します。
まず、説明会の準備で最も意を注いだのは、対象事業者及びご担当者リストの作成と案内状の送付作業です。一件ずつ事業者やご担当者の情報を確認し、リスト化しました。リスト化、案内状の作成、封筒詰め等々、どれも地道な作業ですが、封筒を手にする方々を思うと自然に力が込められたように思います。
説明会の会場は、おおよその出席者数を想定して確保しておりましたが、申込み締め切り後も、次々と参加のご希望が寄せられたことに事務局として嬉しさと驚きを感じました。同時に、こちらの出席者数の見積りが至らず、皆様のご希望に副えなかったことが大変悔やまれます。
説明会用の資料作成については、分かりやすくお伝えしたいという気持ちと、必要な情報の全てを載せたいという気持ちに折り合いを付けることの難しさを痛感しました。
説明会当日、全国から88名の皆様にお集まりいただきました。議題として、機構による埋設事業の概要等の説明のほか、関係機関の文部科学省、（社）日本アイソトープ協会、（財）原子力研究バックエンド推進センターにも、それぞれのお立場から本事業に係る課題、関連事業への取り組み状況等をご説明いただきました。
本説明会を通して、普段、メールや電話の向こう側にいらっしゃる皆様のお顔を直接見られ、また質問を通して生の声をお聞きできたことに感慨を覚えております。
次回、説明会を開催する際は、今回の反省を踏まえて、出来る限り多くの事業者の皆様にご参加いただけるよう努めてまいります。
今後も本事業へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
■本説明会の資料は、埋設事業推進センターのウェブサイト上で公開しております。
http://www.jaea.go.jp/04/maisetsu/index.html 「トップ」⇒「資料室」
（埋設事業推進センター事業計画課）
＊上記の詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。
いつもメールマガジンご覧いただきありがとうございます。
今回は、一冊の本をご紹介します。
先月、もんじゅ試運転再開にあわせて、現地敦賀に行ってきた際に、敦賀の上司から「勉強になるから、読んでごらん」と渡された本です。
内容は、2007年7月に発生した新潟県中越沖地震の影響により全号機が停止した柏崎刈羽原子力発電所を題材にした「その時、仲間たちは」というものです。
被災の際に、家族の安否を気遣いながらも自分の職場である発電所に駆けつけ、昼夜を問わず復旧作業に努めた姿を描いております。
文中、「仲間が頑張るから自分も頑張れる」というフレーズが何回も出てきます。
仕事への士気を鼓舞する、そんな出会いでした。（報道課 積田章司）
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【配信希望、アドレス変更、配信停止】http://www.jaea.go.jp/14/14_0.html
【ご感想やご要望】http://www.jaea.go.jp/13/13_1form.shtml
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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部 佐田務、上野信行 ○
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