━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010.4.9 ━━━━━━━━

■■■□□□ JAEAメールマガジン
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++---- No.122 目次 ----++

現場から ____「安心・安全をモットーにした施設造り」−建設部

広報紙から ___ 幌延深地層研究センターのアウトリーチ活動について (幌延深地層研究センター「ひろば」第30号)

プレス発表、お知らせ、採用情報、調達情報

あとがき

━ 現場から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「安心・安全をモットーにした施設造り」−建設部

建設部においては、東海研究開発センター以外の拠点での新規大型施設の建設工事に対応する際には、必要となる要員を拠点に駐在させ、施設建設等業務に従事しています。建設部が取り組んでいる施設建設等業務のうち、現在、大洗研究開発センターにおける新規大型施設の建設工事を担当している大洗大型施設建設室について紹介させていただきます。

この大洗大型施設建設室は平成21年4月に設置され、平成21年10月から大洗研究開発センターに駐在となりました。要員構成としましては、母体である建設部の中の建築及び電気・機械設備の職員から選抜された担当者に加え、豊富な経験と専門知識を有する技術開発協力員等、室長以下総勢20名の組織で構成されています。

大洗大型施設建設室が実施、対応している新規大型施設の建設工事は、冷却系機器開発試験施設及び固体廃棄物減容処理施設です。冷却系機器開発試験施設については、「高速増殖炉サイクル実証プロセスへの円滑移行に関する5者協議会」の合意を受けて、冷却系機器の機器開発試験及び系統・機器の技術実証試験(システム試験)のための大規模試験施設建家を平成21年9月から平成23年11月の期間で建設を進めています。進捗としましては、昨年9月からの準備工事を経て、同11月の安全祈願祭を機に建設工事に着手し、掘削工事、杭打設工事、山留工事と順調に建設工程を進捗させ、今年4月、躯体工事に移行してまいりました。

また、固体廃棄物減容処理施設については、新型動力炉開発に係る照射後試験、研究業務で発生する放射性固体廃棄物の低線量化及び高減容化処理を行うなど、原子炉等規制法対象施設(廃棄物管理施設)である建家の建設工事を設計及び工事の方法の認可申請から使用前検査までの許認可業務を厳正かつ適格に実施することが求められています。このため、現在、その施設を建設するうえで必要な安全審査の認可取得に向けてヒアリング及び意見聴取会対応を鋭意進めており、安全審査の認可取得後、設工認の申請並びに認可を今年度中に取得し工事に着手するため、その準備作業を関係者一同が一丸となって取組んでいるところです。

私たち建設部は、必要に応じて、当該拠点に建設部員を駐在させ、安全・品質の確保を含めた施設建設の業務を実施するのはもちろんとして、拠点に勤務する方々との業務を通してのふれあいや拠点特有の風土及び習わし等に触れられるなど、貴重な体験ができるのも組織の特徴とも言えます。この恵まれた大洗の環境を生かし、積極的にスポーツに取り組みながら健康増進に努める一方、心身のリフレッシュも兼ねるなど、室員一同業務に対するモチベーションの維持に努めております。

今回担当させていただいております新規大型2施設の建設工事について、安全・品質の確保を最優先とした工事監理を実施しつつ、工事間取り合い調整を含む関係箇所とのコミュニケーションを積極的に行い、無事竣工を迎えられるよう安心・安全をモットーにした施設造りに努めるべく、大洗大型施設建設室員一同尽力してまいりたいと思います。

(建設部 大洗大型施設建設室長 寺田 修司)

━ 広報紙から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*当機構が社外向けに発行している広報紙などからトピックスを紹介します。

━ プレス発表 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ 採用情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*上記の詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。

━ 調達情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ あとがき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4月に入ると寒さも緩み、春の日差しが気持ちよく感じる日が増えてきました。

しかし、先日意気揚々とサイクリングに繰り出したら、くしゃみが5回連続で出ました。風邪・・・だと思いたいところですが、残念ながら私は花粉症です。

現在、日本のおよそ5人に1人が花粉症で、予備軍を入れるとさらに7割の人に危険信号があることから、花粉症は「国民病」であると言われているそうです。

「国民病」と言われると、少しだけ諦めがつくような気がしますが、それでもこの憂鬱な気分はなかなか晴れません。

けれども、外出の際には眼鏡&マスクをつけ、家に入る前には服に付いた花粉を払い落とし、さらに部屋の掃除もまめに行う等の対策をこまめに行えば、花粉症でも春の陽気を満喫することは可能かもしれません。

せっかくの陽気なのですから、花粉症に負けることなく、春を楽しみたいですね。(情報公開課 中村 幸恵)

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