平成20年12月5日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
東海研究開発センター 核燃料サイクル工学研究所


熱中症の未然防止を目指した警報装置を開発


 再処理技術開発センターでは、防護服を着用して設備の保守・点検や撤去作業を行う際の作業員の熱中症発症のリスク管理を行うための装置を産学連携の基に開発しました。(2008産学官技術交流フェア(10/1〜3:東京ビックサイトにて開催)にて紹介)

 本装置は、これまでの作業者の自己申告に基づく主観的情報と、作業者の深部体温・心拍数といった客観的情報をマッチングさせることによって、現場責任者等はより緻密な作業・体調管理及び作業指示を行うことができるようになり、作業性と安全性を両立させた管理が可能となりました。

 なお、平成20年度中に現装置の更なる小型・軽量化を図り、製品として販売を行う予定です。



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