ケース解説
[数多く発生している踏切事故]
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[鉄道事故の現状]
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[事故に遭わないために]
ピックアップ1
[非常のときは]
ピックアップ2
[鉄道をより安全にする技術基準の考え]
コラム
[鉄道事故のリスク(他の交通機関等との比較)]
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[鉄道の安全等に関する情報]
鉄道の事故の種類
国土交通省では、鉄道*の事故(鉄道運転事故)を、列車衝突事故、列車脱線事故、列車火災事故、踏切障害事故、道路障害事故、鉄道人身障害事故及び鉄道物損事故に分類しています 。
(*)
法的には、鉄道事業法による、いわゆる「鉄道」と路面電車などを対象とした軌道法による「軌道」がありますが、軌道の運転事故も鉄道運転事故と同様 に定義されていますので、以下では特にことわりがない限り、両者を特に区別せず「鉄道」とします。
運転事故の種類
種類
定義
2005年の事例(航空・鉄道事故調査委員会**の調査報告書より)
1.列車衝突事故
列車が他の列車又は車両と衝突し、又は接触した事故
九州旅客鉄道道株式会社 後藤寺線 新飯塚駅構内(福岡県)
2.列車脱線事故
列車が脱線した事故
西日本旅客鉄道株式会社 福知山線 尼崎駅〜塚口駅間(兵庫県)
3.列車火災事故
列車に火災が生じた事故
(2005年では航空・事故調査委員会の調査対象となったものはありません)
4.踏切障害事故
踏切道において、列車又は車両が道路を通行する人又は車両等と衝突し、又は接触した事故
東日本旅客鉄道株式会社 常磐線 羽鳥駅構内(茨城県)
5.道路障害事故
踏切道以外の道路において、列車又は車両が道路を通行する人又は車両等と衝突し、又は接触した事故
(2005年では航空・事故調査委員会の調査対象となったものはありません)
6.鉄道人身障害事故
列車又は車両の運転により人の死傷を生じた事故(1〜5の事故に伴うものを除く。)
九州旅客鉄道株式会社 長崎本線 市布駅〜肥前古賀駅間 (長崎県)
7.鉄道物損事故
列車又は車両の運転により500万円以上の物損を生じた事故(1〜6の事故に伴うものを除く。)
(2005年では航空・事故調査委員会の調査対象となったものはありません)
(**)航空・鉄道事故調査委員会とは
航空事故、鉄道事故及び重大インシデントの原因を科学的に究明し、公正・中立の立場から事故の防止に寄与するための独立した常設機関です。
航空・鉄道事故調査委員会は、事故等の調査結果を
ホームページ
で公表しています。
なお、「鉄道運転事故」と見なさない事態は以下のとおりです。
●
インシデント:鉄道運転事故が発生するおそれがあると認められた事態(例えば、車両の台車に重大な亀裂が発生した事態、列車が衝突しそうになった事態など)
●
輸送障害:列車が運休したり、一定時間以上遅延した事態
●
電気事故:鉄道の電気施設の故障等により死傷者を生じた事故など
●
災 害:地震や台風などの自然災害などにより、鉄道に生じた多大な被害 。
参考文献:
国土交通省 平成16年度鉄道事故等の発生状況について
航空・鉄道事故調査委員会 (国土交通省)
ほか
事故の種類別発生状況
平成16年度における事故の種類別にみた発生状況は、次のグラフのとおりです。踏切障害事故が最も多く、総件数847件のうち404件を占めています。なお、列車脱線事故32件のうち6件は踏切事故に起因するものです。
続いて多いのは、人身障害事故です。人身障害事故の中では線路内立入やホーム上での接触、ホームからの転落によるものが多く見られます 。下のグラフに示すように、踏切障害と人身障害事故で、運転事故の9割を占めています。
平成16年度の事故種類別の運転事故の発生状況
出典:
国土交通省「平成16年度鉄道事故等の発生状況について」
事故発生件数の推移
平成16年度の運転事故件数は前述のとおり847件でしたが、昭和60年には1,594件、昭和50年度には3,794件も発生していたのです 。
踏切事故防止対策の推進、自動列車停止装置(ATS)等の運転保安設備の整備・充実、制御装置の改善、乗務員等の資質向上などの総合的な安全対策により、運転事故は長期的には減少の傾向にあるようです。
参考文献:
国土交通省(平成17年度 交通安全白書 第2部 鉄軌道交通 第1章 鉄軌道交通事故の動向)
ほか
出典:
国土交通省 平成16年度鉄道事故等の発生状況について
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