安全と環境への取組み

環境放射線モニタリング

放射性の気体および液体廃棄物は、廃棄物への取組みで示すように、放射性物質の濃度など安全を確かめた上で環境へ放出していますが、核燃料サイクル工学研究所はこれに加えて、環境に異常がないか、また予期していない放出がなかったかを確認するため、環境放射線モニタリングを行っています。環境放射線モニタリングとしては、核燃料サイクル工学研究所周辺や敷地境界付近にモニタリングステーションやモニタリングポストを設置し、24時間連続して放射線を測定しているほか、大気中での放射性物質の拡がり方を評価するための気象観測、農産物、海産物などの放射性物質の濃度などを分析しています。

モニタリングステーション
モニタリングステーション

放射性物質の化学分析
放射性物質の化学分析