安全と環境への取組み

原子力事業者間のネットワーク

東海ノア協定(原子力事業所安全協力協定)

「原子力事業所安全協力協定」は平成11年のウラン加工工場の臨界事故を契機として、茨城県東海村およびその周辺地域に所在する21(現17)の原子力事業所が相互に協力して、施設の安全・従業員の資質の向上、緊急時の協力活動を目的として平成12年1月20日に締結したものです。 締結した21(現17)の原子力事業所が所在する東海村と、那珂市・大洗町・旭村(現鉾田市)・ひたちなか市のアルファベット頭文字「NOAH」からノアと略称し、この協定を通称「東海ノア協定」と呼んでいます。

■平常時の協力活動

  • 1)各事業所が行う自主保安に係る点検協力
  • 2)従業員等に対して行う安全教育に係る協力
  • 3)安全管理に係る情報等の交換に関する協力
  • 4)緊急事態を想定した訓練

■緊急時の協力活動

  • 1)現場情報の収集及び記録(分析)
  • 2)専門家の派遣
  • 3)線量当量率測定、空気中の放射性物質濃度測定、汚染検査等の放管関連業務
  • 4)防護資機材の手配
  • 5)消火活動の支援
  • 6)その他本部長が必要と認めた活動

東海ノア協定(原子力事業所安全協力協定) 

*リンク先:http://tnoah.jaea.go.jp/

原子力安全推進協会(JANSI)

JANSIは、事業者から独立した専門家集団として、国内外関係機関とも連携を図りながら、高度で広い視野から、安全性向上対策を評価し事業者に提言・勧告する強い機能を発揮します。

■事業内容

  • 1)安全性向上対策の評価と提言・勧告および支援
  • 2)原子力施設の評価と提言・勧告および支援
  • 3)前各号に掲げる事業を支える基盤業務(トラブル情報分析、規格基準作成、人材育成等)の推進

原子力安全推進協会(JANSI)

*リンク先:http://www.genanshin.jp/index.html