国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター

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人形峠の名の由来/歴史

名の由来

人形峠の名の由来

ここ,人形峠には,その名前の由来にいくつかの言い伝えがあります。
ちょっとご紹介してみましょう。

昔,この峠にハチの大王が住んでいました。大王は体長が3メートルもあり,峠を通る人を襲って血を吸いました。もちろん,襲われたら生きては帰れません。
「どうかハチの大王が出ませんように・・・」と,旅人たちは祈りながら峠に向かうのでした。

ある日,ひとりのお坊さんが通りかかって,ハチの大王のことを聞きました。
「それは難儀なことじゃのう」お坊さんは,数珠をくりながら言いました。

この間も,お侍さんが退治してくれようと峠に向かわれましたが,何しろ相手は空を舞うすばしこいやつなんで・・・」
「なるほど,ふうむ」

お坊さん,何かいい手だてはないものでしょうか。」
「それではこうしなさい。できるだけ本物の人間に見えるような大きな人形を作って,峠にたてるんじゃ。三日もすれば,ハチは死ぬじゃろう」
村人たちは,お坊さんに教えられたとおり,人間の大きさの人形を作って峠に立てました。

三日後に峠に行ってみると,人形のそばにお化けのようなハチが死んでいました。木で作られた人形を,本当の人間だと思い,血を吸おうと何回も何回も挑み,ついに力尽きたのでしょう。

村人たちは,その人形を峠に埋めて,守り神にしました。このときからこの峠は,「人形峠」とよばれるようになりました。

このほかには

あるとき,幼い女の子を連れた母親がこの峠にさしかかると,みるみる濃い霧がわいてきて一寸先も見えなくなり,母と子は道に迷って互いにはぐれてしまいました。
母親は子どもの名 を呼びながら,懸命に探しまわりましたが,深い霧の中,子どもの泣き声は前に聞こえたり後ろに聞こえたり,次第にかすかになって,とうとう聞こえなくなってしまいました。そして,やっと霧が晴れた峠で母親が見つけたのは,女の子によく似た一体の人形でした。

・・・というものもあります。  ちょっと悲しいですね。