英国政府主席科学顧問ジョン・ベディントン教授
「もんじゅ」ご視察

 2月11日(水)、英国の首相及び内閣に対し、科学と科学政策に関する助言について責任を負う英国政府主席科学顧問ジョン・ベディントン教授他ご一行が高速増殖原型炉もんじゅを視察されました。今回、日英科学技術協定に基づいて日本で開催される第7回日英科学技術合同委員会に出席等されるため来日されたもので、日本の第3期科学技術基本計画の5大プロジェクトの一つであり、プルトニウム利用という核燃料サイクルにとっても要となる「もんじゅ」を視察されたものです。当日は、もんじゅ展示館(エムシースクエア)、FBRサイクル総合研修施設(ナトリウム棟)、「もんじゅ」施設内では中央制御室、タービン建屋、シミュレータ室等を視察されました。
 報道関係者からの『日本のFBR「もんじゅ」を見た感想は』との質問に対し、ベディントン教授から「本当にプロ意識をもって仕事に徹しているという印象を強く受けた。運転再開に向けて困難、技術的な問題もあると思うが、その取り組みが明らかに今行われているのを見た。今後に期待をしている。」など述べられました。

「もんじゅ」シミュレータ室
ベディントン教授(前列中央)

敦賀本部トップページ