参議院経済産業委員会の「もんじゅ」視察

7月4日(金)、参議院経済産業委員会 山根骼。委員長他委員8名の方々が高速増殖原型炉もんじゅを視察されました。今回の視察の目的は、北陸地域における中心市街地活性化等に向けた取組及び原子力に関する実情調査で、「もんじゅ」も視察されたものです。当日は、もんじゅ展示館(エムシースクエア)、FBRサイクル総合研修施設(ナトリウム棟)、「もんじゅ」施設内では中央制御室、シミュレータ室等視察されました。それぞれの現場では施設の状況などについて興味深くご覧いただきました。
 今回の視察の中で、地元の記者団からの来訪の目的に係る質問に対し、山根委員長からは、『(北海道洞爺湖で)サミットも開催されるが、地球温暖化の防止ということで、これから世界的にも原子力発電というものが避けて通れないと思う。「もんじゅ」についてはエンドレスのエネルギーと言えるかと思う。一刻も早く再開をというのが内外の非常に熱い期待であるかと思う。ただ、13年前の事故というものは私達の記憶としてあるので、国民に安心を持って「もんじゅ」の将来というものが見られるような状況なのかどうかを直接確認するため、今日は視察に来ました。』という旨のご発言をされました。


FBRサイクル総合研修施設(ナトリウム棟)
 シミュレータ室