日本原子力研究開発機構では、ナトリウム技術に関する研究開発を永年にわたり積み重ねてきた経験を生かし、平成12年から「もんじゅ」に隣接する敦賀市白木地区に日本で初めてのナトリウム学校を開校しました。
ナトリウムとその取扱技術について、これまでに培った知識や知見、経験を講義と実習を通して学んでいます。ここでは、世界的に例を見ないナトリウム漏洩対応訓練を行うことができるなど9コースの研修コースが設けられており、年間およそ250名が受講しています。
ナトリウムループ 容器・配管・機器等で構成する基本的な系統でナトリウムループの運転訓練を行っています。
国内外からの研修生 日本原子力研究開発機構職員はもとより、消防関係者や海外研修生等国内外の関係者の教育も行っており、フランスのナトリウム学校とも提携し講師を招くなどして常に技術の向上に努力しています。
技術者の育成に力を注いでいます 「もんじゅ」の運転員・保守員に対する教育・訓練を強化し、ナトリウムの取扱いに関する最新の知識と、必要な対応動作の習熟に努め、ナトリウム技術を蓄積するとともに、技術の継承に万全をつくしています。