所長挨拶

大洗研究開発センター所長 武田 誠一郎
大洗研究開発センター所長
塩月 正雄

6月6日に発生しました大洗研究開発センター燃料研究棟の汚染及び作業者内部被ばくにおきましては、地域の皆様をはじめ、国民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしていることに対して、深くお詫び申し上げます。

今回の事故で周辺環境への影響はありませんでしたが、燃料研究棟の管理区域内の試験室内にプルトニウムなどの放射線物質を飛散させ、さらには作業員を被ばくさせたことは原子力の専門家集団としてあってはならない事であり、重大かつ深刻な事態と受け止めております。

大洗研究開発センターは、新型原子炉及び軽水炉の安全性向上等に関する研究開発の国内外の中核拠点として、約50年にわたる歴史を有しており、この長い年月の間に得られた多くの研究成果は、我が国の原子力研究開発の発展に大きく貢献してきました。この間、日々の安全を積み重ね、地域の皆さまとの共生を図ってきましたが、今回の事故により信頼を根底から覆してしまい、所長として責任を痛感しております。

今後、総力を挙げて、当センター全体の作業の点検を行い、現場の安全確保に努めるとともに、原因究明を進め、再発防止の徹底を行うことにより、信頼回復に努めてまいります。

今後ともご指導ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2017年6月

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

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