念願のHTTRに携わり、想像以上に充実した日々

学生時代に1か月間参加した原子力機構の実習で、高温ガス炉の研究炉である「HTTR」を見学。その安全性の高さに感銘を受け、国内で唯一高温ガス炉の研究炉を持つ当機構への就職を希望しました。 入社後は、大学で学んだ知識を生かし、念願であったHTTRに関する研究開発に携わっています。また、海外出張の機会も多く、海外との仕事にも幅広く関わりたいと思っていた私にとって、ひとつの夢がかなった瞬間でした。 職場には専門家や尊敬できる先輩方が身近にいるため、毎日刺激を受けながら、想像以上に充実した生活を送っています。是非皆さんも、就職活動や見学会等を通して、これだと思う分野を見つけてチャレンジしてみてください。

(平成25年度採用職員(女性))
所属:高温工学試験研究炉部、出身大学:早稲田大学 先進理工学術院 原子力専攻卒

高速実験炉「常陽」を支え、科学や社会の発展に貢献

私は、高速実験炉「常陽」という施設で炉心管理と安全評価に関する業務を経験し、現在は運転員として、プラントの運転・監視業務を行っています。世界に誇る中性子照射能力を持つ「常陽」を運転、管理、安全確保の面から支えられることにやりがいを感じます。 大学は原子力専攻(炉物理)でしたので、業務と一致といったところですが、座学で学んできた炉物理と実務の差に戸惑うことはありました。また、安全評価や運転員としてプラントに携わると、機械、熱、流体、電気、制御、材料等々さまざまな知識が必要になり、まさに原子力は総合工学だと実感します。同時に、原子力の研究開発の成果は、医療、宇宙等多方面に及びます。

皆さんそれぞれの専門を活かして、私たちと一緒に科学や社会の発展に貢献しませんか。

(平成23年度採用職員(男性))
所属:高速実験炉部、出身大学:東北大学 工学研究科 量子エネルギー工学専攻卒

これまで培ったエンジニアリングの知見を最先端の研究開発に貢献

 前職では鉄鋼メーカーのエンジニアリング部門において、プラント建設のプロジェクト業務を担当していましたが、この経験を活かせる新しいチャレンジとして、転職の一歩を踏み出しました。 私の部署では、人が直接取り扱えない高線量の放射性固体廃棄物を処理するための新しい施設を建設しています。この放射性廃棄物の処理処分に関する分野は、今後、最先端の研究開発が期待される領域です。 前職で培ったエンジニアリングの知見など、多種多様な経験が役立つ総合技術の職場だと感じています。

(平成28年度採用職員(男性))
所属:環境保全部、前職:鉄鋼メーカー

原子力の世界に興味を抱きチャレンジ

私の前職は公務員です。原子力の研究開発には関係のない仕事をしていました。転職を考えたきっかけは、前職にて必要な知識を習得するため、原子力機構の研修を受講し、原子力の世界に興味を抱き転職の一歩を踏み出しました。私の部署では、原子炉及びその材料等の研究・開発を行う職員が安全に仕事を行うことができるよう、施設の放射線管理や放射線被ばくの低減化の助言・指導を行っています。また、新たな線量測定方法、汚染管理の評価方法等の研究・開発も行っており、前職で培った安全管理の知見等も発揮し、原子力の研究開発における安全管理業務に従事しています。原子力の世界に興味のある方は、是非チャレンジをしてみては。

(平成28年度採用職員(男性))
所属:安全管理部、前職:公務員

家庭と仕事をバランスよく両立できる職場

 現在担当している主な業務は、施設で取り扱う核燃料物質の管理や品質保証管理、各種法規制に関する対応など。入社時からずっと同じ部署に所属していますが、家庭と仕事を両立できるよう、育児に関する制度が充実していることと、部署内で業務内容を調整していただいているため、出産後も変わらず業務に励めています。 留学制度や資格取得のための補助など、職員の能力向上を全面的にバックアップする体制が整っている点も、当機構の魅力です。私のまわりには入社後に大学院に通い、知見を広めている方もいます。 ワーク・ライフ・バランスを大事にしたい方も、スキルアップをしたい方も、絶好の職場だと感じています。

(平成15年度採用職員(女性))
所属:福島燃料材料試験部、出身大学:東京農工大学 応用化学科卒

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

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