「常陽」利用検討委員会について




 日本原子力研究開発機構の高速実験炉「常陽」は、昭和52年に初臨界を達成して以来、30年以上にわたって高速炉の運転・保守経験の蓄積と高速炉用燃料・材料を中心とした照射試験に活用されています。  
 しかし、平成19年6月に発生した計測線付実験装置の原子炉内での切り離しトラブルにより、本装置と回転プラグの干渉による燃料交換機能の一部阻害が確認され、その後の炉内観察により炉心上部機構下面の損傷が明らかとなりました。  
 「常陽」の再起動のためには、燃料交換機能の一部阻害の対応に加えて、炉心上部機構の補修・交換等の対策が必要であることから、「常陽」利用検討委員会を設置し、「常陽」の今後の役割及び利用ニーズを踏まえて、「常陽」再起動の妥当性及び必要性について、外部の専門家の方々のご意見を頂くこととしました。

「常陽」利用検討委員会資料

第1回(平成20年12月24日 開催)

第2回(平成21年 2月25日 開催)

第3回(平成21年 3月17日 開催)





高速実験炉「常陽」の役割と今後の必要性に関する検討報告書

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