平成29年9月8日
国立研究開発法人
日本原子力研究開発機構
大洗研究開発センター

燃料研究棟管理区域内における汚染について

  1. 平成29年9月8日(金)11時40分頃
  2. 発生場所: 燃料研究棟101号室(調製室)(管理区域内)
  3. 発生状況:
    • 本日、11時40分頃、大洗研究開発センター燃料研究棟101号室(調製室)(管理区域内)において、作業員4名でグローブボックス123-Dから廃棄物(使用済ビニールバッグ)を取り出し作業中(全面マスク着用)に、ビニールバッグ開口部から廃棄物が床に落下した。
    • 汚染の拡大を防止するため、直ちに廃棄物をビニールバッグ内へ戻しビニールバッグを密閉するとともに、101号室非常口扉の目張りを実施した。
    • 作業員の汚染検査を行ったところ、作業員2名の保護衣等から汚染が検出された。また、他の作業員1名の全面マスク表面から汚染が検出されたが、作業員4名の身体及び鼻腔内測定の結果、汚染がないことを確認し、管理区域から退域した。
    • 室内の汚染状況については、今回の汚染はスポット的な汚染であり、汚染拡大の可能性がないことから、法令報告には該当しないと判断した。
    • 現在、落下した廃棄物はビニールバックで養生し、安全に管理されている。
  4. 環境への影響:
    影響なし(排気ダストモニタ及びモニタリングポスト測定結果に異常なし)。

【添付資料】
添付1 大洗研究開発センター施設配置図
添付2 燃料研究棟(PFRF)の概要
添付3 燃料研究棟平面図
添付4 敷地境界及び燃料研究棟放射線モニタデータ
添付5 グローブボックス写真


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