2011年12月2-4日に開催された、オーストラリアの政権与党である労働党の第46回党大会において、インドに対するウランの輸出を解禁する決議が採択された。オーストラリアは1977年から、NPT非締約国に対するウラン輸出を認めない政策をとっており、この政策は、2008年に原子力供給国グループ(NSG)がインドに対する原子力資機材の輸出を認める決定を行った後も継続されてきた。オーストラリアの政権与党である労働党の綱領にもこの政策は明記されており、オーストラリアのギラード首相は2011年11月15日にキャンベラで行われた記者会見において、次期労働党大会でインドに対するウランの輸出禁止政策を見直す方針を表明したため、この方針が多数の支持を得られるか否かが注目されていた。
詳細については別添の通り。
2011年12月2-4日に開催された、オーストラリアの政権与党である労働党の第46回党大会において、インドに対するウランの輸出を解禁する決議が採択された。オーストラリアは1977年から、NPT非締約国に対するウラン輸出を認めない政策をとっており、この政策は、2008年に原子力供給国グループ(NSG)がインドに対する原子力資機材の輸出を認める決定を行った後も継続されてきた。オーストラリアの政権与党である労働党の綱領にもこの政策は明記されており、オーストラリアのギラード首相は2011年11月15日にキャンベラで行われた記者会見において、次期労働党大会でインドに対するウランの輸出禁止政策を見直す方針を表明したため、この方針が多数の支持を得られるか否かが注目されていた。
詳細については別添の通り。
【解説:政策調査室 山村】